2021年04月23日 (金)大野市・五箇地区でみつけ隊!【羽生 ちひろ】

4月19日(月)の「ほやほやみつけ隊」は、大野市の五箇(ごか)地区をご紹介しました。

日本百名山のひとつ・荒島岳のふもとに広がる山あいの地域です。

 

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一福丸からの今回の指令はこちら。

指令 お盆にしか踊ることを許されない郷土芸能とは!?

 

その郷土芸能は「神子踊(かんこおどり)」。

 

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五箇地区でも特に山深い上打波(かみうちなみ)集落で、年に1度だけ踊られてきました。

お盆の月、8月に入るまでは、踊るまねも、歌を口ずさんでもいけない!と言われるほど大切にされてきたそうです。

 

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山仕事のため集落を離れていた皆が一堂に顔を合わせるお盆。

道場に集い、一晩中この「神子踊」を踊りあかしたと言います。

この踊りが特別な楽しみだったそうです。

 

 

歌詞にも“秘密”がありました。

 

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山の暮らしや男女の恋を歌っているのですが、1つの言葉に2つの意味を持つ「掛けことば」が用いられています。例えば・・・。

「あの奥山の人馴(な)れススキ エンヤと引けば手が切れる」

奥山のススキは堅く思い切り引けばけ手が傷つく、という歌詞ですが、

この裏に隠されたもう1つの意味は、ススキを女性に見立てているんです。

「あの奥山の女性は手ごわい、無理をすると痛い目を見る!」と言っているそうです。

 

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お盆にしか踊られない「神子踊」。

ですが、今はそうでもないようです!

地域の伝統芸能を広く知ってもらおうと、お盆に限らず市の祭りや文化祭といったイベントでなどで披露しています。カンコと呼ばれる締め太鼓の軽快なリズムに合わせ、扇を手に踊られます。

 

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「神子踊保存会」を作り、上打波集落の出身者を中心に、五箇地区にゆかりのある人たちも加わって、郷土芸能を大切に守り伝えています。

 

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厳しい山あいの生活でも心豊かに暮らす五箇地区でした。

 

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投稿者:羽生 ちひろ | 投稿時間:17:10

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