2020年11月09日 (月)福井市・大安寺(だいあんじ)地区でみつけ隊!【羽生 ちひろ】

11月9日(月)の「ほやほやみつけ隊」は、福井市の大安寺(だいあんじ)地区をご紹介。今回も、一福丸からの指令を受けて巡ってきました♪
大安寺地区は、福井市中心部から北西に8キロほど。九頭竜川と山すその間に集落が広がります。
地区名の元となった「大安禅寺」があり、今は歴史的な本堂などを修理中です。「大安禅寺」は福井藩主の菩提寺で、敷地内に歴代藩主の墓所「千畳敷」があります。
福井藩主の菩提寺がある地区とあって、他にも藩主ゆかりの場所が。
それは「大安寺観音」です。
福井大震災や戦災で亡くなった方々を弔う観音像が祀られています。
藩主ゆかりは、観音像を守る「お堂」。
これはかつて第14代福井藩主・松平斉承公の廟所として使われていた建物。今では移築され、観音像と共に地区で大切に守り伝えられているんです。
≪一福丸からの指令≫
指令 大安禅寺は温泉地!中でもビックリな“秘湯”を訪ねよ
初代福井藩主・結城秀康がこの地の温泉に入ったとも伝わる、歴史ある温泉地の大安寺地区。
地区内には、高齢者に人気の「すかっとランド九頭竜」や、温泉療法がおこなわれている「福井温泉病院」など、温泉関連の施設が建ち並びます。
“日帰り入浴”の看板を見つけて訪ねたのは、温泉旅館。
笏谷石を使った浴場に、単純アルカリ性のお湯。市街地から近いということもあり、休日を中心にたくさんの人が訪れ疲れを癒していきます。
どうやらここは指令の“秘湯”ではないようです。
“秘湯”があるのは、地区内の天菅生町(あますごうちょう)でした。
一見、温泉には見えない建物。でも扉を開けると、お風呂セットがずらり。
ここは、天菅生町の人たちで管理する共同浴場。浴槽にためられるお湯はもちろん天然の温泉。
お湯がはられる夜、町内の人たちが毎日入りにやってきます。自分の家のお風呂はほとんど使わないそう。毎日温泉につかれるなんて贅沢!
ただここは、「町民限定」。
地元の人以外は入れない決まりなんです。まさに“秘湯”!!
地元の皆さんにとってこの共同浴場は、良いコミュニケーションの場でもあるそうです。天菅生町のみなさんは、お風呂で絆を深めていました♪
あそこで輝くのはなんだ!? ダイヤ?ううん、自慢の湯
(だいあ ん じ)

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