2017年05月11日 (木)越前市味真野地区でみつけ隊! 【羽生 ちひろ】

平成29年5月11日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、
越前市の味真野(あじまの)地区に行ってきました♪
万葉集に出てくる恋の歌「相聞歌(そうもんか)」の舞台となったことから、『万葉の里』と呼ばれています。
放送で紹介した内容はこちら↓↓↓
☆地区の自慢☆
■毫攝寺(ごうしょうじ)
地区の皆さんが、親しみをこめて「ご本山」と呼ぶお寺で、古くから地域の人達の厚い信仰を集めていました。全国に10ヶ所ある真宗の本山のひとつで、各地から多くの参拝者が訪れます。
昭和8年には、歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻が訪れました。寺には、その時に2人が詠んだ直筆の短歌が大切に保管されています。
■味真野名物「手焼きせんべい」
専用の鉄型に生地を挟み、両面をひっくり返しながら作る手焼きせんべい。味真野地区では、50年以上前から、この光景と味が親しまれてきました。皆さんのおやつや土産品として重宝されています。
また、地元中学生が育てた赤米でもせんべいを作っており、文化祭で販売したり、卒業生への祝いの品として贈ったり、地域に根づいている味です。
☆イチオシ☆
■味真野茶
扇状地で水はけが良いことを利用して古くから栽培が続く「味真野茶」。
明治時代から昭和にかけて盛んに生産されていましたが、平成に入ると激減。
衰退した「味真野茶」を地域振興に結び付けたいと、「味真野茶保存会」を発足させ、再び栽培に力を入れています。
かつて、茶葉の手もみ作業中に歌われていた「味真野茶もみ唄」も継承しています。
歌唱力を競うコンクールも開催するなど、お茶と共に、貴重な伝統文化も広めていきたいと活動しています。
※5月21日(日)に、『ふくいお茶フェスタin味真野』が開催されます。
茶摘みや茶もみ体験が楽しめます。会場は、万葉の里・味真野苑です。
■味真野地区への問い合わせ■
味真野公民館
住所:越前市味真野町7-2-1
電話:0778(27)1926

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