熊本

熊本県
2018年2月23日 放送

街の中心に天下の名城・熊本城、東を望めば阿蘇の外輪山。「火の国」として有名だけれど、実は水資源が豊かな「水の都」、熊本。噴火や洪水などたびたびの災害も乗り越えてきた。その自信からか、平安時代から容易に中央には従わない「難治の場所」と呼ばれてきた。戦国時代には、民衆の一揆により領主を追い出すなど、その頑固で一本気な反骨精神は、"肥後もっこす" と呼ばれてきた。そんな気難しい「もっこす」の心をつかんだのが、400年前、ここにやってきた加藤清正。城を築き、街を整備した清正公は熊本人に愛され続け、今も神として厚い信仰を集めている。そんな熊本を去年、地震が襲った。天守閣も大きな被害を受けた。しかし人々は持ち前の「もっこす精神」で乗り越えるべく奮闘している。清正を愛してやまない現代の「もっこす」たちの姿を通して熊本の歴史と風土を描いていく。

紹介したトピックス
掲載までしばらくお待ち下さい。
旅のとっておき

「熊本」を担当しました松田と申します。取材でお世話になったみなさま、そして放送をご覧いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
実は私自身が熊本出身なので、感覚的に「熊本なら当たり前たい!」と思っていることも多く、自分の生まれ育った場所を客観的に見つめるのはちょっと難しかったです。続きを読む

ポスター
熊本
[協力] 熊本県立済々黌高等学校
[写真] 油谷勝海
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