京都 青春物語

京都府
2017年6月30日 放送

古都・京都は、147万の人口の約1割を学生が占める“日本一学生人口密度の高い”街でもある。市内に38の大学があり、全国各地から集まった14万5千人の学生が山手線の内側ほどの広さに暮らし、そのうち4分の1が毎年春に入れ替わる。京都の街は学生に、とってもやさしい。自転車さえあれば、どこにでも行ける適度な広さ。新入生が家具や電化製品をただ同然で手に入れられるリサイクル市。安下宿に定食屋。古書店や喫茶店やライブハウス文化も花開いた。京都で学生時代を過ごした人は、その居心地の良さを忘れられず、必ず帰ってきたくなるという。学生の街、京都が誕生したのは天皇が東京に移った明治以降。衰退する町を「教育」で盛り立てようと、明治政府が「学制」を発布する3年前に町衆たちの手によって「小学校」が設立された。その後、同志社や立命館といった私立の学校も続々と作られ、明治30年には京都帝国大学が創設された。育まれた自由の気風。そして学生の街ならではの文化。誰もがどこか懐かしさを感じる「永遠の学生街」京都で繰り広げられる若者達の青春の物語を綴る。

紹介したトピックス
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旅のとっておき

京都 青春物語を担当した田嶋です。
取材にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
小説や映画、アニメでも「青春の舞台」として描かれることが多い京都。
自転車があればどこでも行ける適度な広さ、
古いものを残しながら、新しいものはどんどん取り入れる懐の深さ…続きを読む

ポスター
京都 青春物語
[協力] 村屋/めりんぬ
[写真] 油谷勝海
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