浜松

静岡県
2017年3月10日 放送

東京と大阪のほぼ中間に位置する東海道の要衝・浜松。豊かな自然と多彩な伝統を背景に、個性あふれる文化・産業を作り上げてきた。そもそも天下統一を遂げる前の徳川家康が苦難の時代を過ごしたのが浜松城だった。失敗を恐れず何にでも果敢に挑戦する浜松人の心意気は、その後「浜名湖のうなぎ」や「世界的な楽器メーカー」を生み出し、今も「やらまいか(やってみようじゃないか)」精神と呼ばれ人々に受け継がれている。
浜松のもう一つの名物が「風」。特に、冬に吹く北西の強風「遠州のからっ風」が有名だ。その風を使って凧を揚げ、みかんをおいしく育ててきた浜松っ子は、「やらまいか」精神で逆風を順風に変えてきた。そして山間の村では、能や狂言の原型とも言われる古い「田楽」が残されている。かたくなに伝統を守りながら新しいことに果敢に挑戦してきた浜松の人々の心意気を描く。

旅のとっておき

「新日本風土記 浜松」を担当した静岡局の加藤です。人口80万人の政令都市・浜松を取材して実感したのは、「とにかく広い・・・特にタテに・・・orz」ということ。撮影前の事前取材やロケでは西へ東へ、南へ北へ。しかし浜松市、東西は52キロ、南北にあっては73キロにのぼる長さ(面積は全国2位の広さだとか)。同じ浜松市内の移動なのに、2時間近くかかることも。続きを読む

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