飛騨高山

岐阜県
2016年11月18日 放送

四面を山に囲まれた人口9万人の岐阜県高山市。良質で多種多様な樹木の存在が、この町に木材に関わる産業をもたらし、「飛騨の匠」を生みだしてきた。かつては平城京や平安京の都造営にも飛騨の宮大工は貢献、それによって、都・奈良の最新文化を飛騨に持ち帰り、魅力的な町が作られていった。現在も飛騨には宮大工が多く、鎌倉や長崎など全国の社寺を担っている。
こうした“木の文化”の象徴とも言えるのが、毎年10月9日と10日の2日間に渡って行われる「秋の高山祭(八幡祭)」だ。祭りを彩る11基の豪華絢爛な「屋台」(重要文化財)は、宮大工が組み上げた複雑な構造に、飛騨の職人によって彫刻や漆箔が施されたもの。三百年近く修繕しながら受け継がれている。
飛騨高山の祭りを支える人々と、その背景にある分厚い歴史と文化の蓄積を、彩り豊かな秋の風景に中に描いていく。

紹介したトピックス
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旅のとっておき

岐阜「飛騨高山」を担当した岩見です。8月中旬から高山祭まで2か月間の取材で、名刺交換をした人数は79人。取材や撮影にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。さて、ここからは「旅のとっておき」を紹介します。まず、取材の度にお世話になったのが高山本線です。この写真からはまったく想像できませんが、車内は外国人でいっぱいです!続きを読む

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