神戸

兵庫県
2015年6月19日 放送

港町・神戸。その歴史は古く日本書紀にまでさかのぼる。以来、京・なにわと瀬戸内海航路をつなぐ窓口として栄え、明治の開港にともない日本と世界をつなぐ窓口となった。
有史以来、神戸は様々な外国の文化が最初に訪れる場所の一つであり、その舶来文化を受け入れ発展させることで、日本の他の地には見られないユニークな街を築いてきた。

船長として60年間神戸港とともに生き、毎夜港について語るバーのマスター。キリスト教徒ながら毎日のように神社に参拝するドイツ人。震災にもくじけずジャズを歌い続ける76才の女性シンガー。外国人船員が行き来した戦後の闇市から出発し、今もアンダーグラウンドな雰囲気を残す高架下商店街。華僑が日本人とともに作り上げてきた中華街。

外国と日本の文化が混ざり合い、長い時間をかけて熟成してできあがった「神戸」。ここで暮らす人々の今を見つめる。

旅のとっておき

「神戸」を担当した神戸局の古賀です。番組をご覧いただき、ありがとうございました。
「モダン」と「関西」がミックスされた摩訶不思議な『神戸』、お楽しみ頂けたでしょうか?わたくし は神戸に暮らして2年になりますが、港のハーバーランドや北野町にふらりと出かける程度で、「オシャ レ」「港町」といった表面的なイメージしか持っていませんでした。続きを読む

ポスター
神戸
[写真]油谷 勝
[協力]佐伯博史/奥田勝彦
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