善光寺

長野県
2015年5月8日 放送

“遠くとも 一度は参れ 善光寺” 古くから日本全国から厚い信仰を集めてきた善光寺。ご本尊の阿弥陀如来は、仏教伝来と共に百済から海を渡ったという日本最古の御仏。しかし、ご本尊は「絶対秘仏」。誰もその姿を見た事が無い。人々は目には見えない如来様を心で感じ、深い祈りを捧げてきた。1300年に渡り、宗派を問わず、男も女も、誰でも受け入れてきた庶民の寺。そこには善光寺ならではの祈りの姿が。毎朝のお参りを24年間続ける女性、如来様に捧げる木遣りの歌、旅人を迎えるもてなしの宿坊、毎年春に亡き親に会いに東京からやってくる老夫婦…。今年、数え年で7年に1度、特別な春を迎えた善光寺。本尊の分身である「前立本尊」の“御開帳”。ありがたい如来様との結縁を求め、およそ2か月間に700万人もの参詣客が訪れる。
ここに来れば誰もが極楽往生をとげられる。御開帳に湧く善光寺の楽しくもありがたい「祈り」の物語。

旅のとっておき

「善光寺」を担当したテレコムスタッフの萩原です。
冬から春にかけて何度もお邪魔した善光寺。境内にはどこか懐かしくてのんびりとした空気が流れています。仲見世の人と住職が世間話に花を咲かせ、登下校時には地元の子供達の笑い声が響いたり…そんな善光寺が今、5月31日まで続く御開帳で大賑わい。続きを読む

ポスター
善光寺
[写真・画像提供]善光寺
Page Top