水都 大阪

大阪府
2014年9月5日 放送

16世紀、太閤・秀吉が進めた城下町の開発を皮切りに、江戸時代から急速に水運が発達した大阪。全国各地から物資が集まり『天下の台所』として栄えた。今も大阪市はその面積の約10%を河川が占め、ベネチアと比較される程、世界有数の水の都だ。そこには、水と共に歩み、その恩恵を受けてきた「浪速っ子」の暮らしと歴史がある。
ボードを浮かべ出勤前に水の上で運動するサラリーマン、昔ながらの漁法でうなぎを獲る漁師、そして巨大鯉を釣り上げようと川辺に集まる男たち。さらに、道頓堀の川辺にはお笑い芸人を目指し、練習する若者たちの姿も。そして、水都大阪を象徴する祭りが天神祭。船渡御と呼ばれる船の水上パレードが行われ、唯一の手漕ぎ船・どんどこ船が縦横無尽に水都を漕ぎ回り、水辺を華やかに彩る。
水が育て、水と共に生きる街、水都・大阪。今もなお、水の周りには、人々が集い、笑い、憩う。大阪の人々の営みを水辺から見つめる物語。

紹介したトピックス
旅のとっておき

『水都大阪』を担当した三木健太郎です。
皆さん大阪といえば、食い倒れの町、お笑いの町という印象が強いことでしょう…いやいや、実は大阪は水の町なんです。市内の10%が川で形成される街並みは東洋のベニスと称される程。続きを読む

ポスター
水都 大阪
[水都大阪] [写真]岡田照雄/油谷勝海 [協力]大阪天満宮
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