函館

北海道
2012年11月16日 放送

北の大地を訪れる人々を最初に迎える町・函館。年間400万人の観光客が訪れる、旅人たちの憧れの町だ。自慢は百万ドルの夜景。まばゆいばかりの町の光は、周囲を取り巻く漆黒の海に引き立てられ美しさが際立つ。訪れた恋人たちをとりこにする絶景だ。
旅人には特にうれしいのがこの町の海の幸。中でも有名なのがイカだ。函館の人は採れたてのイカの刺身を毎朝平らげるというから驚きだ。
函館は150年前の幕末期、日本で初めて世界に開かれた港町。その証が町を彩る数々の西洋建築。色とりどりのペンキを100年以上20回も塗り重ねた家も!そのペンキの年輪から、街が歩んだ歴史を伺うことができるんだとか。
80年で1億6千万人を運んだ青函連絡船には、運命の出会いと熱い恋、辛い別れの物語が。移住者たちが営む路上販売の店では、新たな土地で懸命に生きようとする人を温かい絆が支えている。
旅人の町でつむがれてきた、悲喜こもごもの物語を見つめる。

紹介したトピックス
旅のとっておき

「函館」を担当した久保田です。
取材の愚痴のような(?)歴史のロマン(?)のような話を 一つさせていただきます。今回の番組を作る際、一番辛かったもの・・・それは函館の"坂道"です。 実は函館には、無数の坂道があります。レンタル自転車を借りて、取材先のお宅へ伺おうとすると、数百メートル近い"ながーい坂道"・・・。続きを読む

ポスター
函館
写真:谷杉アキラ(夜景・函館風景)/山本敏(イカ)/函館歴史写真:函館市中央図書館 蔵
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