軽井沢

異国情緒あふれる景観に彩られた、憧れの避暑地「軽井沢」。浅間山噴火がもたらした荒野に、涼を求めた外国人が別荘を築き、やがて洋風の暮らしに憧れた上流階級が集うようになった。以後１００余年、人々の願望を映しながら町は成長を続ける。異国の地に骨を埋めた宣教師たち、開発に夢と理想を託した男たち、新天地をもとめ荒地を開墾した人々の苦難のドラマ・・。夢と欲望が交錯する町「軽井沢」の魅力を訪ねる。

＜オムニバス項目（抜粋）＞
●「文人たちの隠れ家」
夏の平均気温21℃。軽井沢にはクリエーター達の隠れ家・別荘が今も点在する。作家加賀乙彦さんにとって創作の源という“うぐいすの庭”とは？
●「キャベツ畑に秘められた苦難の歴史」
●その他、「大衆の手が届くユートピアを！実業家堤康次郎の夢と野望」「“浅間山噴火大和讃”村に歌い継がれた悲劇」など

紹介したトピックス

軽井沢の別荘

鎌原観音堂

軽井沢と宣教師

旅のとっておき

軽井沢を担当した久保田です。
　横川と軽井沢を結ぶ鉄道として、明治時代に開通したアプト式鉄道。新幹線の開通と共に、横川～軽井沢間は廃線となりますが、今でも横川駅から碓氷峠中腹の眼鏡橋までは、整備された遊歩道として散策することができます。続きを読む