いつもそこに、塔

2011年7月22日 放送

天に向かってそびえたつ「塔」。
観光スポットとして全国各地に点在するこの建造物は、もともと仏教の卒塔婆がルーツとなっている。明治以降"TOWER"という訳語に当てられ、以後、時代、時代でその性質や役割を変えていった。航海の安全を祈願するものとして、新しい時代を切り開く社会の窓として、そしてふるさとの誇りとして、「塔」は天高く築かれた。
日本人は、「塔」にどんな思いを寄せてきたのかー。
日本各地の塔を通して、日本人の信仰心、郷土愛、技術力などを探っていく。

<オムニバス項目(抜粋)>
・東京スカイツリー
完成に向け日々工事が進む東京の新しいシンボル「スカイツリー」、この新しい美しいモニュメントに憧れ、見守り続ける人々の胸の中に去来するものは…。
・通天閣
大阪の人たちの誇り「通天閣」、実は戦中に失ったものが戦後に再建されたものである。「二代目・通天閣」再建に奔走した地元商店街の人々の物語。
・室生寺
奈良・室生寺の国宝の五重塔。天災に見舞われ、倒壊した塔を復元した宮大工の戸惑い、そして未来に託したメッセージ。

他、太陽の塔(大阪) さざえ堂(福島) 犬吠埼灯台(千葉) など

旅のとっておき

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