2018年2月 6日

2018年02月06日 (火)

心もお腹もいっぱい!宇和島

「宇和島」を担当しました、NHK松山放送局の大井屋です。

取材でお世話になった皆様、放送を見て下さった皆様、本当にありがとうございます。半年以上宇和島に通い続け、たくさん「人の温かさ」に触れました。あの時、地元の小学生たちがバスの方向を教えてくれなかったら、私は今ここにいないかもしれません。子どもたちにまで優しさが浸透している、本当に温かい町です。

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そんな宇和島のオススメスポット!ご紹介しましょう。まず、宇和島に来るにあたって知っておいて欲しいこと。それは、宇和島は「陸」だということ。「島」ではありません。船を使わずとも来れますので、お気軽に来ていただきたい。

uwajima2.jpg最初のオススメはやはり、絶景でしょう。番組でも紹介した遊子(ゆす)地区の段々畑です。これは一見の価値アリ。下から見ると白い壁のようですが、登ってみるとそのすごさが分かります。「機械もない時代にどうやってこれを作り上げたのだろう。。。」と、ピラミッドと似た感想を持つこと間違いなし!人の力とは偉大です。すぐそばの海とのコントラストも、ここでしかお目にかかれません。

 

uwajima3.jpg中でも、山のてっぺんまで続く「水荷浦(みずがうら)」の段々畑は圧巻。重要文化的景観にも選ばれている、国お墨付きの絶景スポットです。実際に畑を所有している農家さんがガイドもしてくれるので、畑の歴史も勉強できちゃいます。オススメの時間帯は早朝!畑にあたる朝焼けに心洗われて下さい。(もちろん海もキレイ!)早起きが苦手な方も、お昼過ぎくらいまでは畑に日が当たっているのでご心配なく。宇和島の中心部から車で20分あれば着くので、晴れた日を狙って行ってみてください。ちなみに夕方は山の反対側に日が落ちるため、夕焼けは見えません。。。 

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早起きできたら必ず行っていただきたいのが、宇和島駅からほど近いうどん屋さん「やまこうどん」。なぜなら、朝5時から9時までしかやっていないから。店の看板は無い。お仕事に行く前の常連さんがたくさん。ちょっと入りにくいかもしれませんが、勇気を出して下さい。おいしいうどんが待ってます。メニューは「うどん350円」のみ。あっさり出汁と、ほどよいコシの優しい味わいが朝の体に染みます(冬は特に)。しかも、宇和島名物「じゃこ天」が3切れ乗ってます! 

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udonyatennai6.jpgさらにこのお店、お店の構造までひと味違います。写真のように、カウンター席が厨房側にあるんです。しかも、常連さんは自分でうどんを茹でちゃったり、トッピングを乗せちゃったりしています。誰が店員さんで、誰がお客さんなのか。。。初めは私も戸惑いましたが、常連さんに聞くと、「店主は忙しいからね。」と一言。優しい!宇和島の人たちの優しさにも、ほっこりするうどん屋さんです。

 

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お土産は、うどんにも乗っていた「じゃこ天」で決まり。地元の人は「天ぷら」と呼んでいる練り製品です。(私たちが思い浮かべる天ぷらは、「えび天」とか「タコ天」と食材の名前で呼ぶんだとか)。食べ方は様々で、軽く油で炒めればご飯のお供に。カレーの具に加えたり、煮物に入れたりしても、魚の出汁が出てうまいんだとか。そして、宇和島市内にはじゃこ天屋さんがたくさん。しかも店ごとに味が微妙に違うので、「この店がオススメ!」と簡単には言えません。お時間があれば、お好みの味を探して「じゃこ天屋さん巡り」と洒落込むのはいかがでしょう。

jako8.jpg実はこの「じゃこ天」、スーパーでも買えちゃいます。もう帰りの電車まで時間がない!という方にはこちらがオススメ。しかも宇和島のスーパーは、何故か練り物が豊富。東京では見ない練り物もたくさん売ってます。個人的なオススメは「あげ巻」。蒲鉾の周りを油揚げで覆った、これまた宇和島の特産品です。蒲鉾と油揚げの組み合わせがこんなにもマッチするとは、宇和島に来るまで知りませんでした。じゃこ天もそうですが、小腹を満たすおやつとして最適!帰り道に食べ過ぎないよう注意が必要です。心もお腹も満たされる宇和島に皆さん是非、足を運んでみて下さい。

投稿時間:11:00 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


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