シルバーウィーク
「新日本風土記」事務局スタッフです。
今週はシルバーウイークですね。今年は連休が少ないので、なかなか遠方のおじいちゃん、おばあちゃんのを訪ねるのは難しいという方もいらっしゃるかもしれません。私は「シルバーウィーク」とは、敬老の日の祝日をはさんでおじいちゃんおばあちゃん孝行をすべき(せめて想いを馳せる)週だと思い込んでいたのですが、特にそういう訳でもないようですね。春の大型連休は「ゴールド」、秋は「シルバー」ということみたいですね。
なんにしろ、「敬老の日」の趣旨は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ということだそうですから、自分の祖父母だけでなく、年配の皆さんにも、いつにも増して感謝の気持ちを持ちたいと思います。
そんな「敬老の日」にちなんで、今週の「もういちど、日本」は年配の方々が各地でご活躍している様子や、お彼岸の風景をご紹介しています。月曜にお伝えした「飛鳥の発掘」では、奈良県飛鳥で行われている発掘調査に多くの年配の皆さんが携わっています。いにしえの都の姿を物語る歴史の断片の掘り起こしに大活躍されています。火曜放送の「ガマの油売り」でも、いまや筑波山を代表する伝統芸能となっている「ガマの油売り」の口上の演者に、船会社の元営業マンや高校の元校長などが挑戦している姿をご紹介しています。
40代の私は、こうしていくつになってもどんなライフステージになっても目標ややりがいを持って毎日を生き生き過ごしている方々を目にすると、まだまだ自分はダメだ、もっともっとやらなきゃ、と俄然励まされます。「もういちど、日本」や「新日本風土記」では、日本の美しい風景や風土をお伝えするだけでなく、そこに携わるひとびとのかけがえのない営みも見つめています。見逃した番組は、このホームページのバックナンバーで動画をご覧いただくことができますので、ぜひ覗いてみてください。
投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク