世論調査を依頼する人はどのように選んでいるのか

  • 世論調査に回答する人は、特定の地域、年齢、性別、職業などに偏らず、日本にお住まいの方々の縮図となるように選びます。NHKでは、統計理論にのっとった層化無作為二段抽出法という方法で、調査相手を選んでいます。
  • 層化無作為二段抽出法の第1段階では、全国から「調査地点(調査する字町丁目)を選びます。まず、全国をブロックに分け、それぞれの市区町村を都市規模と産業別就業人口構成比によって並び替えます。そして各ブロックの人口数の大きさに比例して、調査地点を系統抽出します。
    第2段階で、抽出された調査地点の市区町村の住民基本台帳から、1地点につき一定数の調査相手を等間隔(例えば50人おき)で抽出します。
  • 小学生、若者、高齢者などの特定層や、特定地域住民を対象とする調査の場合も、この層化無作為二段抽出法に準ずる形でサンプリングを行っています。
  • 電話調査の方法についてはこちらをご覧ください。
    https://www.nhk.or.jp/faq-corner/4housoubangumi/04/04-04-11.html