外来語を使いすぎているのではないか

  • 外来語の使用については、本来の日本語にあるものは、なるべく外来語でなく、在来のことばを使うようにと、番組検討会や研修などでは指導していますが、現在の日本語全体が外来語への依存度(使用率)を高めているのも事実です。
    外来語のよい面として、「今までにない事物を表すことができる」「新しい感覚を盛り込むことができる」「旧来のものと違う区別ができる」などさまざまな理由をあげるかたがいらっしゃいます。一方で「音だけでは元の意味が推測できない」「在来のことばとどのように違うかわかりにくい」「意味があいまいになる」「わかりにくい」「音が長くなり発音しにくい」など欠点をあげるかたもいらっしゃいます。
    このように両方の面を持っているので、さまざまな受け取り方があるのではないかと推測しています。『NHKことばのハンドブック第2版』では「一般に外来語・外国語には意味のわかりにくいものが多い。放送で使う場合には、その外国語・外来語の意味を視聴者が理解し、また、意味が的確に伝わるかが問題である。ニュースなどの場合は、内容の理解に直接かかわってくるので、外国語・外来語の使い方には特に慎重でなければならない。また、外国語や外来語は意味をあいまいにする場合があり、その点も注意が必要である。わかりにくいものには必ず言い添えや説明をする。在来の日本語がある場合には、外国語や外来語を使わないなどの注意が必要である。」と記述し、注意を促しています。