〔 雪が降っている際に映らない場合 〕

• 衛星からの電波は、雪により反射や吸収されます。そのため、特に湿った雪が降っている地域では、ＢＳ放送の電波が受信アンテナに届くまでに弱くなり、受信不良となることがあります。多少の降雪程度では影響はあまりありませんが、湿った雪によりＢＳが映らない場合は、天候が回復するのをお待ちいただくようお願いします。（湿った雪をもたらす雪雲が南西方向にある場合も同様の現象が起きる場合があります）
• 多少の降雪や湿り気のない雪でもＢＳが映らなくなる場合、ＢＳアンテナの方向がわずかにずれている場合やＢＳアンテナの老朽などが原因となっている可能性が考えられます。詳しくは電器店へご相談ください。
• また、ＢＳデジタル放送では、雨や雪による受信の中断を低減するため「降雨対応放送（階層伝送）」という、低画質ながらも放送を継続することができる技術を採用した放送を行うことがあります。
• なお、地上デジタル放送については、電波の特性上、一般的に雪の影響により映りが悪くなることはありません。雪の日に地上デジタル放送の映りが悪くなる場合は、受信アンテナの給電部（ケーブルをつなぐ部分）や増幅器などのケーブルの接続箇所などに水分が入り、電波が受信できない状況になったり、ケーブルでの減衰特性が劣化していることも考えられます。詳しくは電器店へご相談ください。

〔 雪が積もった際に映らない場合 〕

• ＢＳアンテナ（または地デジ用のＵＨＦアンテナ）への着雪により、アンテナの特性が劣化し、受信レベルが低下していることが原因と考えられます。
• 改善するには、雪が解けるのを待つか、アンテナの雪を落とす方法が考えられます。雪を落とす際には、くれぐれも安全に注意していただくようお願いします。
• なお、ＢＳアンテナについては、軒下へのアンテナ設置により、着雪による受信障害を未然に防げる場合もあります。