NHK杯全国高校放送コンテスト

第70回決勝進出作品

ラジオドキュメント部門

「第70回NHK杯全国高校放送コンテスト・決勝」進出校の作品を視聴できます。
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※予告なく削除する場合もあります。

優勝

北海道札幌丘珠高等学校

枠をはずして

<制作意図>

クラスメイトの津川さんは自身の持っている目の病気のことについて教えてくれました。枠で囲われている文字が見えず、色調の区別が難しく、日常生活に大きな支障をきたしている状況でした。ですが、その症状をハンデと感じさせない津川さんの明るい生き様に興味が湧きました。津川さんを通して現代の社会に求められている「障がいは多様性」「支えあいや尊重」といった考え方を聞いている人に考えてもらいたいと思い、この番組を作成しました。

準優勝

松本昭和学園エクセラン高等学校

スタートライン

<制作意図>

近年、不登校になる子供が増加し、コロナ禍を挟んでさらに増えています。その多くの当事者が直面する壁の一つが高校受験です。長野県は「不登校だったとしても合否に影響はない」としていますが、現実は違います。評定や出席日数が付かないため、調査書を使用する現在の選考方法ではどうしても影響が出てしまうのです。不登校当事者の現状を知り、高校受験の制度がより多様なものになってほしいと、この番組を制作しました。

優秀

兵庫県立東播磨高等学校

未来への宿題

<制作意図>

今年で阪神・淡路大震災が起きてから28年がたった。多くの被害や、死者などを出した災害だったが、今の高校生は阪神・淡路大震災を経験していないので、当時の状況や恐ろしさも知らず避難訓練などにあまり積極的に参加していない生徒が多くいた。私たちが今できることは何か。被災者が私たちに託したかったことは何か。地震を経験した方の思いを若い世代に伝えたいと思いこの番組を制作した。

優秀

広島県立呉三津田高等学校

ヒロシマからあなたへ

<制作意図>

38年前に行われた「ヒロシマ・デー国際電話プロジェクト」。これは、8月6日の平和記念式典の様子を、初めて市民が中心となって広島から世界へ発信するものだった。残った音声からは平和宣言やあの日ヒロシマで何が起こったのかを世界10か国以上の言語で、聞くことができる。
このプロジェクトが、世界の人々に何を伝えたのか、そして今の私たちに何を教えてくれるのかを考えてほしいと思い、この番組を制作した。