第68回 NHK杯全国高校放送コンテスト
朗読部門 優勝者
工藤倖暖さん
こんにちは。第６８回大会朗読部門で優勝しました、青森明の星高校出身の工藤倖暖です。
私からは、朗読をする際に大切にしていたことや、実際にやっていた練習方法についてお伝えできればと思います。
優勝カップを持って
まず、朗読をする際に私が徹底していたのは、「作品を知る」ということです。その作品の時代背景や作者の経歴、登場人物の年齢などを知っているだけで、具体的なイメージをもって表現することができ、読み方が劇的に変わります。これが、作品の世界観をより聞き手に伝えるための第一歩だと思っています。
「わかやま総文」出場時の工藤さん
そして練習方法について、私が一番効果を実感したのは、いいなと思った“読み”を繰り返し聴くことです。N杯の決勝のCDや、大会で他の人の“読み”を聴いてみると、「こんな風に読みたい！」と思うものが見つかるはずです。それらを何度も聴いて練習していると、初めは真似でも、次第に自分の読み方を確立できると思います。是非、実践してみてください。
高文祭 県大会にて部員のみんなと(前列 左から二人目が工藤さん)
最後に。努力した分だけ、大会は緊張すると思います。しかし、いつでも「楽しんで伝える」ことを忘れないでください。そして最後まで諦めず挑戦してください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。