第27回NHKハート展WORK
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ふしぎなよる
それはいつものよう
にねていたときのこと
だった
ぼくがベッドからおきあ
がろうとした
だがからだがうごかなかった
なんとかめをあけると
まどからすごいひかりと
あるはずのないかがみがあった
そしてからだがうごくようになると
ひかりもかがみもなかった
ふしぎ
朗読
桑野 凜太郎
福岡県 18歳
知的障害
この話は、実際に自分が経験した話です。
学校で文章を書くときに、かなしばりにあったことを思い出しました。
弟から聞いた話ですが、かなしばりは夢と現実の間なのだそうです。
たぶんわたしが見た光や鏡は、夢だと思います。ほんとうにふしぎな経験でした。