東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催と同時期に、既存の美術や流行、教育などに左右されず、誰にも真似できない作品を創作し続けるアーティストたちの特別展を開催します。それらの作品は、美術の世界ではアール・ブリュット、アウトサイダー・アートなどと称されます。日本の場合、その担い手は知的障害や精神障害のある人も多く、自宅や福祉施設で創作活動に取り組むため、作品がなかなか世に出てこない傾向がありますが、圧倒的な迫力に満ちあふれています。
共生社会実現への関心が国内外で高まる中、障害の有無に左右されず、人知れず表現し続ける人たちが創るあるがままの表現、その作品から垣間見えるアーティストたちの人生を、NHKワールド・Eテレで放送中の「no art, no life」、2017年から放送を続けている「人知れず表現し続ける者たち」の映像と共に紹介します。

  • アール・ブリュット(art brut・仏)/「加工されていない、純粋な、生(なま・き)のままの芸術」を意味する。特定の文化や美術動向に影響されることなく、自身の芸術的な衝動に忠実に、ダイレクトに、表現活動を行っている芸術を指す。20世紀を代表するフランスの画家ジャン・デュビュッフェが命名した言葉。
  • アウトサイダー・アート(outsider art・英)/元は「アール・ブリュット」の英訳であるが、ときに、より広義なカテゴリー名称としても使用される。標準的な芸術領域や美術界の主流とは直接影響関係をもたない表現を指し、主に美術専門教育を受けていない、障害を持つ人々等が創作する、独自の個性的な表現活動を指す。

開催概要OUTLINE

  • 名 称

    特別展「あるがままのアート ―人知れず表現し続ける者たち―」

  • 主 催

    東京藝術大学、NHK

  • 共 催

    障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会

  • 協 力

    アール・ブリュットネットワーク

  • 会 期

    2020年
    7月23日(木・祝)~9月6日(日)
    ※休館日:月曜日
     ただし、8月10日(月・祝)は開館、
     8月11日(火)休館

  • 会 場

    東京藝術大学大学美術館(台東区・上野)

  • 問合せ

    ハローダイヤル 
    03-5777-8600 
    午前8時~午後10時(無休)