２０２０年８月１３日（木）～９月６日（日）まで、全国の障害のある人から寄せられた３，４１９編の詩から選ばれた５０編を紹介する「ＮＨＫハート展－ＤＩＶＥ　ＴＯ　ＨＥＡＲＴ－」を開催中です。会場のＢｕｎｋａｍｕｒａギャラリーでは、５０編の詩を展示するほか、ＮＨＫハート展テーマソングや、５人の声優のみなさんによる詩の朗読を聞けるコーナーなど、さまざまな趣向で詩の世界を体感していただけます。
また、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、時間を区切った入れ替え制での入場をご案内させていただいています。事前予約など詳しい入場方法は、ＮＨＫハート展ホームページでご確認ください。

それでは、ここからＮＨＫハート展の会場の様子をレポートします！

Ｂｕｎｋａｍｕｒａの１階に到着すると、カラフルな展示会場が見えてきます。ここが、「ＮＨＫハート展２０２０」の会場です。

検温など、会場での感染症対策のチェックを終えて、会場に入ると、「ＮＨＫハート展２０２０」のモニュメントがお出迎え！
１つ１つの詩に込められた思いを表す、さまざまな形のカラフルなドットで、展覧会の世界観を表現します。

詩は会場の壁面いっぱいに展示されています。
詩に表現された、日常の何気ない暮らしのなかで感じる喜びや悲しみ、怒り、ドキドキ、わくわく……来場されたみなさんも熱心にご覧になり、作詩者のみなさんのいろんな思いを、体感されていました。
こうした作詩者のみなさんの思いは、会場に設置されたモニターで上映されるＥテレ「ハートネットＴＶ」の映像や、会場のパンフレットからも知ることができます。

※ＮＨＫ福祉情報総合サイト「ハートネット」でも、作詩者の皆さんが詩に込めた思いをご紹介しています。

※「ハートネットＴＶ」放送予定
Ｅテレ　８月１９日（水）午後８時　【再】８月２６日（水）午後１時５分

また、感染症対策の工夫は足元に！
会場の床面には、オブジェで使われたドットが配置され、ソーシャルディスタンスが一目でわかるようになっています！

また、会場の入口をはじめ、あちこちに消毒液も設置しています。
ご来場のお客様が安心・安全にご来場いただけるよう、定期的に換気・消毒の時間を設けて対応しています。

会場を進むと、テーマソングのコーナーです！
昨年度に引き続き、人気アーティストの千晴さん、三浦大知さん、木下航志さん、チアキさんらにご協力をいただき、ハート展２０２０テーマソング「ドゥーララ」を制作していただきました。５０編の詩にこめられた思いを詰め込んだ楽曲です。８月１７日（月）からＥテレの番組「にほんごであそぼ」で放送されているほか、会場でもその映像が上映されます。

※ハート展２０２０テーマソング「ドゥーララ」は、８月１７日（月）～９月１１日（金）までＥテレ「にほんごであそぼ」で放送します。
　Ｅテレ　月～金　午前６時３５分　【再】月～金　午後５時

そして、朗読のコーナーです。視覚障害の方にも音声で詩の世界を感じていただきたいと、５０編の詩を、声優の梶裕貴さん、神谷浩史さん、高山みなみさん、水田わさびさん、山下大輝さんに朗読していただきました。ＮＨＫハート展ホームページのほか、会場でも、朗読を通じて詩の世界をお楽しみいただきます。
朗読された声優さんのメッセージもこちらでご紹介しています。

会場の一番奥の壁には、幻想的な映像が映し出されています。
ここは、来場された皆さんに、未来のデジタルペンを使って詩から感じたことを自由に描いていただくコーナー。ＮＨＫハート展２０２０の５０編の詩と、来場された皆さんからのメッセージがふわふわと浮かぶ泡の中に書き込まれています。
不思議なデジタルペンに興味津々、来場されたみなさんは、真剣にメッセージを書いていました。

出口では、気に入った５編の詩のカードをプレゼントする企画も！
詩のカードを専用のケースに入れるとオリジナル詩集が完成します。
ご自分のお部屋に飾ってお楽しみいただいたり、ご友人にプレゼントしたり、ハート展の詩を会場の外でもお楽しみください。

今回Ｅテレで放送中の「ハートネットＴＶ」、「にほんごであそぼ」とのコラボレーションコーナーも会場外で開催しています。
「ハートネットＴＶ」の放送で詩に合わせて制作されたイラストや、取材させていただいた作詩者のみなさんがコロナ禍をどう過ごされたのか、その様子をご紹介しています。
また、「にほんごであそぼ」で放送中のテーマソング「ドゥーララ」の収録で使われたミニチュアセットを展示しています。

詩をより深く味わい、楽しめる企画が盛りだくさんの「ＮＨＫハート展２０２０」。
ハート展のホームページや、会場で詩の世界をお楽しみください。