イベント探訪ブログ N:KIKOU

【えぬきこう】
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12月といえば、「たすけあい」!今年は一味違います!

こちらの写真、なにに見えますか?
20181217_1.jpgこれはどうでしょう?
20181217_2.jpgこちらも!
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じつは、これ、すべて「募金箱」なんです!
NHKなどでは、毎年、12月1日~25日まで「NHK歳末たすけあい」「NHK海外たすけあい」という募金キャンペーンを展開しています。
今年は、この「たすけあい」キャンペーンの中で、NHKの特集番組「はじっこ革命」から生まれた「思わず寄付したくなる」募金アイデアを実現し、いろいろな場所に設置し、協力をよびかけています。
写真でご紹介したものは、募金を集める団体や企業、クリエイターや専門家、そして視聴者の皆さんが「寄付」について議論に議論を重ねて開発したものなんです!
※「はじっこ革命」は、“遊び心で社会をちょっとだけ良くしよう”というキャンペーンで、「寄付」をテーマに、12月21日(金)夜10時~総合テレビで生放送します。

さて、詳しく募金箱の概要をご説明しましょう!
くるくる5円玉が落ちる様子が楽しい「ごえんぼきん」。
思わず5円玉を入れたくなるような遊び心をくすぐれたら、というアイデアです。
(もちろん5円でご縁をつなぐという意味も込めて)

20181217_4.jpgNHK(スタジオパークほか、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、山口、松山、福岡の各放送局)、都内のコンビニ(10店舗)、渋谷の居酒屋(9店舗)、日赤病院&献血ルーム(6か所)などに設置されています。

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お笑い芸人で画家のジミー大西さんが制作した募金箱「灯し火」!
地球に存在するいろいろなものに寄付が役立つようにと、形は「地球」をイメージしているそうです。
12月1日に行われた「NHK歳末たすけあい・海外たすけあい」キックオフイベントでは、ジミーさんご自身で募金箱をもって、協力を呼び掛けてくれました。

現在は、近畿地方のNHKに設置されています。

冒頭にご紹介したこちらは、12月1日に行われたJリーグ「横浜F・マリノス」VS「セレッソ大阪」戦の会場に登場しました。チーム愛を寄付で示し、勝利のVサインを浮かび上がらせるコインアートです。

20181217_6.jpgそして、東京・渋谷のNHK放送センター正面玄関にもギフトボックス型のコインアート募金箱が設置されます。

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硬貨をいれていくと、大きなギフトボックスができあがるコインアート。
1人1人の力が、大きなプレゼントボックスを完成させる力になるところは、寄付の精神と通じるものがありそうですよね。

神宮前交差点にある寄付をはじめるコミュニティースペース「subaCO」には、どーもくんハウスが登場!!
「トリックアート募金箱」など、様々な募金アイデアを体験できます。

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さて、こうした「思わず寄付したくなる募金箱」で集められた募金は、
「NHK歳末たすけあい」「NHK海外たすけあい」として役立てられます。

「NHK歳末たすけあい」に寄せられた募金は、共同募金会を通じて国内の福祉施設や支援を必要とする方々に役立てられ、
「NHK海外たすけあい」に寄せられた募金は、日本赤十字社を通じて世界各地の紛争や自然災害などに苦しむ人々のために役立てられています。

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ひとり親家庭の子どもたちのためにクリスマスイベントを開催【静岡県】

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劣悪な環境に苦しむ避難民への医療支援【バングラデシュ】

「NHK歳末たすけあい」がはじまったのは昭和26年。当日のキャッチフレーズは「みんなで明るいお正月を」でした。生活に苦しむ人々が年を越せるように助けあおうと始まったのです。
実は知られていないのが、「NHK歳末たすけあい」の仕組み。
各県で集まった募金は、その県で必要としているニーズに応じて、高齢者、子どもたち、障害のある方、難病の方などの支援に役立てられます。各県ごとにきめ細かい支援を行っているのが特徴です。

「NHK海外たすけあい」がはじまったのは、昭和58年。
191の国と地域で活動する赤十字のネットワークを通じて、今その場所で支援を必要としている人に手を差し伸べる「緊急支援」、自分たちの力で立ち上がることができるように寄り添う「長期にわたる支援」を行っています。


ほかの先進国に比べて、寄付額がとても少ない日本。
この機会に、少し立ち止まって「寄付って何だろう?」をみんなで考えてみませんか?

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