子育ての悩みに寄り添い、日々の疲れを癒すひとときを・・・
毎月第4木曜日に放送しているラジオ番組「みんなの子育て☆深夜便」初の公開収録!
を、11月13日(日)、福岡県志免町で開催しました。
出演は、2歳・5歳児の育児中・タレントの安田美沙子さん、
4歳児の育児中・声優の立花慎之介さん、
「子どもの心に寄り添う保育」を提唱する、保育施設代表の柴田愛子さん、
「みんなの子育て☆深夜便」アンカーの村上里和アナウンサー。
「子どもの心に寄り添う子育て」をテーマに、イベント参加者・視聴者のみなさんから寄せられた「子育てのお悩み」について、語り合いました。
たとえば・・・
「2歳半の息子が家でも保育園でも走り回っています。本当にどうにかしたいです。」
「最近、下の子の育児休暇を終えて仕事に復帰。
時間の余裕がなくて娘の気持ちに寄り添えず、自分の都合を押しつける日々に反省・・・。」
などなど、100通を超えるお悩みが寄せられました。
会場では、保育の専門家「愛子先生」こと柴田愛子さんの言葉に、激しくうなずく方や、涙ぐみながら耳を傾ける参加者も・・・
ゲストの安田さんや立花さんも、ご自身の子育てのお悩みや、自分なりの子どもとの向き合い方をたくさん紹介してくださいました。
日頃の子育てのお悩みに、出演者だけでなく、会場全体が共感し、寄り添いながらイベントは進んでいきました。
トークの間には、絵本の読み聞かせも。
ピアノとバイオリンの生演奏にのせて、ゲストの立花さんが『りゆうがあります』(ヨシタケシンスケ作)と『おちばいちば』(西原みのり作)、安田さんが『だいおういかのいかたろう』(ザ・キャビンカンパニー作)を朗読してくださいました。
『だいおういかのいかたろう』では、途中にダンスをする部分もあり、会場は大盛り上がり!
最後は大人も子どもも「イカポーズ!」会場が一体となりました。
また今回のイベントの特徴は堅苦しくなく、自由な出入りもOKなところ。
大人がトークに耳を傾けている間、子どもたちにはぬりえやシールで自由に楽しんでもらいました!
参加者からも「子どもが泣いても歩いても怒られないイベントはありがたい!」
「子どもたちが騒いでも問題ないということを全面に出していてよかった!」と感想を頂きました。
イベントの模様は、11月24日放送のラジオ「みんなの子育て☆深夜便」で放送されたのですが、子どもたちの元気な声が響いていました!(笑)
さいごに・・・会場がある福岡県志免町は、九州で初めて「子どもの権利条例」を制定した自治体です。
「子どもの権利条例」とは、国連で採択された「子どもの権利条約」に基づいて作られた条例で、自分らしく育ち、学び、成長にふさわしい生活をしていくうえで特に大切なものとして「安心して生きる権利」「自分らしく生きる権利」「意見表明や参加する権利」「支援を受ける権利」を保障しています。
ロビーでは、志免町の「子ども実行委員」の子どもたちによる活動の様子もご紹介しました。
大人も子どもも幸せに暮らせるまちづくりを目指している志免町で開催した「みんなの子育て☆ふくみみ会」。
NHKでは、今後も子育て中のみなさんに寄り添うイベントや放送をお届けしていきます。