今年も始まりました!
都内の小学5年生が「社会科」や「総合的な学習の時間」の授業の一環として、放送局を訪れ、放送局で使われている機材を使って放送体験をするイベントです。
「キミが主役だ!NHK放送体験クラブ」
(http://www.nhk.or.jp/event/taiken/)
なんと、今年度で18年目!!!!
ひょっとしたら「小学生の時に参加したよ~!」なんて読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今年度、渋谷のNHK放送センターでは44日間に渡り、都内の69校から約4,000人の児童のみなさんがニュース番組作りに挑戦します!
今回はその体験に密着させてもらいました!
番組づくり中、みんなが持っていて気になったのがコレ。そう、台本です。
(なんか色々書いてあって、とても難しそう…)
よ~く見てみると、台本に赤い●印が!
自分が読むところの目印でしょうか?
番組づくりでは失敗しないようにしっかり準備することが肝心なんですね!
ちなみに、この台本は参加校のオリジナル(自作)なんです。
テーマは「学校の行事や取り組み」や「総合的な学習の時間」のまとめなど、身近な題材なんだとか。
指導スタッフに聞くと、どの学校の台本も学校生活でのみんなの様子が、よ~く伝わってくる素敵な台本なんだそうです♪
さて、スタジオの中を見回していると…おぉ!かなり本格的なカメラですね!
そのほかにも、実際の放送現場で使われるプロ仕様の機材がたくさん。
(プロが使う機材を子供たちでも台本どおりに動かせるのだろうか…)
そんな心配はご無用。
NHKのスタッフがやさしくレクチャーするので…どうですか?インカム(ヘッドセット)もつけて立ち姿もばっちり決まってるでしょ?
もちろん操作だって一人前です。
ほんの数十分で上手に扱えるようになるなんて、、、プロも顔負けです。
そして、カメラマンのインカムがどこにつながっているかというとこの「副調整室」と呼ばれる、言わば番組づくりの管制塔のような部屋。
番組づくりのまとめ役であるプログラムディレクター(PD)や、カメラや音声といった技術スタッフのまとめ役であるテクニカルディレクター(TD)たちが、この副調整室からスタジオへ指示を出しているんです。
(なるほど、このモニターでスタジオや番組の進行を確認しているんですね。)
・・・インカムの行方、もっと知りたくなってきました!!!!(熱)
スタジオに戻ってインカムを付けている人を探していると・・・
いました!!この人はフロアディレクター(FD)さん。
副調整室にいるプログラムディレクター(PD)さんに代わってスタジオ内でキャスターさんやリポーターに「Q(キュー)」の合図などを伝える役割の人です。(キャスターさんに向かって)「Q(キュー)」!!
ん!?何やらこの写真、カメラの向こうにも人影が!
番組の邪魔にならないように、そーっとキャスターさんのほうに移動すると
カンペでした!!(それにしても、ナイススマイル!!)
インカムの行方を追ってみると、テレビには映らない裏方で多くの人が番組づくりを支えていることがよ~くわかりました!
以上、いかがだったでしょうか?
これからもNHKでは小学校の総合的な学習の時間や社会科の学習の役に立つ取り組みを推進していきます!
この「放送体験クラブ」は事前に応募してくださった学校が対象(非公開で実施中)ですが、実は「ファミリー放送体験クラブ」として一般公開中です!
詳しくは、NHKスタジオパークホームページをご覧ください。
ぜひみなさんも、この機会に職業体験にいらしてはいかがでしょうか!
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今回、取材に協力してくださった豊島区立高南小学校の5年生のみなさん、ありがとうございました!
(放送体験クラブの思い出、大人になっても忘れないでね~!)
★関連ページ★
NHK for Schoolホームページ