会場にたたずむ、一体の彫刻。
う~ん、ため息が出るほど美しい。。。
こちらは、史上最高の芸術家・ミケランジェロの傑作彫刻の1つ《ダヴィデ=アポロ》。
6月19日に国立西洋美術館で開幕した「ミケランジェロと理想の身体」で展示されている作品です。
皆さんにとって「理想の美しさ」とはどんなものですか?
実は、古代よりその答えは、「男性裸体」の中にあるとされてきました。
そして、それを最も徹底的に追求したとされるのが、ミケランジェロです。
6月18日、開幕に先駆けて、開会式と内覧会が行われました。海外からのお客様もたくさん。
作品をいとおしく見つめる、監修者のセブレゴンディ先生。
動かないし、しゃべらないし、色がないし、外国人だし、裸だし…
そんなたくさんのハードルをいともたやすく超える、パワーと美しさが、ミケランジェロの彫刻にはあります。
「神のごとき」と称えられたミケランジェロの作品は、彼の生前から現在に至るまで、常に「最上」の評価を受けてきました。そんな、歴史がお墨付きを与えた作品を間近で見た!という経験は、きっと人生のプラスになるはず。
皆様のご来場お待ちしております。
撮影:SELI YUKI
《おまけ》
展覧会サポーターである、プロレスラーの棚橋弘至さん曰く、
「トレーニングの際、なりたい身体をイメージすることは非常に重要で、それによって筋肉のつき方は格段に良くなります。本展覧会で展示される立体彫刻などの作品は、解剖学的に筋肉のつき方や動きを知り、“理想の身体”をイメージするきっかけになる。」とのこと。
それでも美術館に抵抗がある人は、展覧会公式キャラクター・ミケニャンジェロに会いに来てください。
待ってるにゃ!
「ミケランジェロと理想の身体」
会期:2018年6月19日(火)~9月24日(月・休)
会場:国立西洋美術館(東京・上野公園)〒100-0007 東京都台東区上野公園7-7