「＃おかえりおしん」！<br>連続テレビ小説「おしん」トークショー開催！

ＮＨＫを代表する番組「連続テレビ小説」、通称「朝ドラ」は、２０１９年前期放送の「なつぞら」で１００作目の節目を迎えました。
実は、その放送を記念し、現在ＢＳプレミアムであの「おしん」がアンコール放送されているんです！

「おしん」は、昭和５３年（１９８３年）に放送した３１作目の連続テレビ小説で、山形の寒村に生まれたヒロイン“おしん”こと谷村しんが明治から昭和までの激動の時代を生きる生涯を描いた人間ドラマで、平均視聴率５２．６％、最高視聴率６２．９％という驚異的な数字を記録し、日本だけではなく世界に「おしんブーム」を起こしました。※視聴率はビデオリサーチ調べ

そんな「おしん」の放送をさらに盛り上げたい！令和ならではの「おしん」の魅力を伝えたい！…ということで、ＮＨＫ山形放送局では９月７日（土）に、山形県酒田市でトークショー「＃おかえりおしん」を開催しました！

「おかえりーおしん！」の声に合わせて登場したのは、主人公・谷村しんの幼少期を演じられた女優・小林綾子さん。“おしん”がふるさと・山形に帰ってきました！

さらに、女優サヘル・ローズさんもゲストに迎え、ドラマの有名なシーンを見ながら、撮影の裏話や共演者のお話を伺いました。

小林さんには、なんと当時の台本をお持ちいただき、セリフを朗読していただきました！色褪せないおしんの姿に、会場のみなさまからの拍手が鳴り止みませんでした。
また、日本だけではなく海外でも大きな反響を呼んだ「おしん」。イランで「おしん」が放送された際、最高視聴率が９０％を記録するなど大ブームに！イラン出身のサヘルさんも、辛い出来事を耐え続け前を見て生きようとするおしんの姿に勇気づけられそうです。

ところで、タイトルにある「＃」に気づきましたか？「♯（シャープ）」とは違います。ＳＮＳを利用されている方にはおなじみかと思いますが、この記号のあとに自分の興味があるキーワードを入力すると、同じことに関心がある人たちとインターネット上でつながることができます。「おしん」についても「＃おしんチャレンジ」というワードができ、視聴者のみなさんがＳＮＳ上で、ドラマのシーンへの感想や現在の生活への共感など、思い思いにツッコミを入れながらドラマを見ていることにゲストのお二人も驚いていたようでした。

ほかにも、おしんの父・作造役の俳優・伊東四朗さんからのビデオメッセージや、おしんの気持ちになりきる参加型クイズコーナー「もうひとりのおしんを探せ！」など、会場全体はときには笑いあり、ときには感動ありの、終始アットホームな雰囲気に包まれていました。