9月27日(日)放送
シリーズ日本と朝鮮半島2000年第6回 蒙古襲来の衝撃〜三別抄(さんべつしょう)と鎌倉幕府〜

写真・左:三別抄が拠点としたヨンチャンソン(龍蔵城)跡。 韓国・チンド(珍島)
写真・右:福岡県今津防塁を歩くリポーター笹部佳子(ささべ・よしこ)と九州大学の佐伯弘次(さえき・こうじ)教授

写真・左:「高麗牒状不審条々(こうらいちょうじょうふしんじょうじょう)」(東京大学史料編纂所蔵)。三別抄が日本に救援を求めていたことを示す。
写真・右:長崎県鷹島沿岸の海底から引き上げられた壺をみつめるリポーター笹部佳子(ささべ・よしこ)

 

13世紀後半、日本を震撼させた蒙古襲来。その3年前に朝鮮半島から救援を求める謎の国書が届いていた。
送り主は、高麗王朝に反旗を翻し蒙古に徹底抗戦を唱えた軍事集団、三別抄(さんべつしょう)。
近年の研究で三別抄の激しい抵抗が日本攻撃を大幅に遅らせるなど、蒙古軍の敗因のひとつになったことがわかってきた。
チンド(珍島)からの救援要請に、日本はどう応じたのか?
東アジア全体に視野を広げ、日韓双方の視点から空前の危機を読み直す。

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