6月11日(土)放送
キム・デジュン 大統領時代を語る
 日韓国交正常化40周年を迎え、キム・デジュン前大統領が退任後1年の沈黙をやぶって、青瓦台の5年間と朝鮮半島の未来について時間をかけて語った。

 1993年に放送した『テレビ自叙伝』(「ETV特集」4回シリーズ)の第2部であり、韓国のKBS、アメリカのABC、イギリスのBBCからも同様の要請があったが、まずNHKで話したいという。

 キム・デジュン政権の5年は「朝鮮戦争以来の国難」とされた国家経済破綻の危機で幕を開ける。これをいかに克服し「奇跡のV字回復」を成し遂げたのか。2000年6月、初の南北首脳会談を実現させた秘密交渉の経緯、そしてキム・ジョンイル総書記とひざを突き合わせて話し、確信した対北朝鮮政策とは…。さらに今、隣国日本に望むことは。

 番組は、キム・デジュン政権の舞台裏を、キム・デジュン前大統領のロング・インタビューを軸に構成。朝鮮半島の平和と日韓関係について具体的な提言を聞く。
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