4月3日(土)放送
アンコール 若きピアニストたちの挑戦 〜浜松国際ピアノコンクール〜
 2003年11月、「音楽の街」浜松市に世界29か国1地域から83人の若き「ピアニスト」たちが集った。明日のクラシック界を担う精鋭たちが「グランプリ」を目指し熱演を繰り広げるコンクール。1次から3次までの厳しい審査を経て本選に登場するのはわずか6人だけである。

 「浜松国際ピアノコンクール」は1991年に始まり3年ごとに開催、今回で5回目を迎える。2000年の第4回大会で2位となった上原彩子は2002年のチャイコフスキーコンクールで優勝し話題となった。今回は申込者の中に世界コンクールで入賞した経験者が29人、しかも第1位に入賞した人が9人も含まれていて、例年にない高いレベルの大会になると注目された。

 番組では、「浜松」から世界へ羽ばたこうとする若きピアニストたちの熱い闘いを密着取材し、予選、本選に挑んで一喜一憂する彼らの姿や、ふだん見られない厳しい審査の舞台裏も紹介しながら、明日のクラシック界を担う青春群像を描く。


■コンクール審査委員長 中村紘子(ピアニスト)
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