2011年11月13日(日) 夜10時

シリーズ イスラム激動の10年
第2回 アメリカ同時多発テロ
問い続けた“イスラム”

今年で、アメリカ同時多発テロ事件が起きてから10年になる。イスラム過激派の犯行と言われる中、アメリカで暮らすイスラム系の人々は、「イスラムとは何か」を説明するよう社会から求められた。それは、イスラム的習慣を家庭で受け継いだに過ぎない多くの若いイスラム教徒には、衝撃だった。しかし、「原理主義者との違いを明確にしなければ社会から疎外される」という危機感から、知識層も一般市民も、インターネットなどを通じ、自らのアイデンティティについて語り、イスラムへの理解を求める発信を始めた。
映像投稿サイトに作品を発表する27歳の女性映像クリエーターや、「身近な話題こそがイスラム理解につながる」と“ユーモア”でイスラムについて発信する30歳のウェブサイト編集者など、若きイスラム教徒たちの取り組みと彼らの声を紹介する。

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