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吉高由里子さん主演 特集ドラマ『風よ あらしよ』制作開始!

kazearashi_og2.jpg伊藤野枝。大正時代の女性解放運動家。
100年前、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた。
あふれんばかりの情熱をただ一つのよりどころに。
自由を求めて奔放に生き、文筆家としてさらに開花しようとしたやさき理不尽な暴力がわずか28歳の彼女の命を奪うが、貧困・ジェンダー格差など、現代に通じる社会矛盾に果敢に立ち向かったその生涯は、閉塞感に満ちた現在を、今改めて、強烈に揺さぶっている。
吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の評伝小説を原作に、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当、吉高由里子が主人公・伊藤野枝を演じ、自由を守ろうと懸命に生きた一人の女性の“炎”を描く。


【あらすじ】
今から100年前の大正時代、平塚らいてうは「元始、女性は太陽だった」と宣言を出し、男尊女卑の風潮が色濃い世の中に反旗を翻した。喝采した女性たちは社会に異を唱え始めた。
福岡の片田舎で育った伊藤野枝は、貧しい家を支えるための結婚を蹴り上京。自由を渇望し、あふれんばかりの情熱を武器にらいてうの青鞜社を支え、やがては時代の“若きアイコン”となっていく。
第一の夫、ダダイスト・辻潤との別れ、生涯のベターハーフとなる無政府主義者・大杉栄との出会い、波乱万丈の人生をさらに開花させようとしたやさきに関東大震災勃発。理不尽な暴力が彼女を襲う事となる…。


<原作 村山由佳さんのコメント>
モニターに映し出された吉高由里子さんのうなじをひと目見るなり、鳥肌が立った。野枝だ、野枝がそこにいる…! 圧倒的な存在感と映像の持つ威力に息を呑んだ。
史実といえど百年も昔のこと、いささか遠い話かと書く前は思っていた。
そうではなかった。野枝や大杉たちが闘い、そして破れた相手は、今なお我々を脅かしている。
命を賭してでも「NO!」と声をあげることをやめなかった彼らが、現代を生きる私たちに何を突きつけてくるのか──ドラマ化を機にもう一度見きわめ、肚をくくり直したい。



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吉高由里子さん / 伊藤野枝

<吉高由里子さんのコメント>
台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした。
文字の一つ一つの意志がとても強く、この作品を撮影するなかでどれだけ揺さぶってくる日々がくるのかと、これは大きな覚悟が必要だと感じました。
大正時代、伊藤野枝という1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張りますので見届けて頂けたら幸いです。

 


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永山瑛太さん / 大杉栄

《大杉栄》
日本を代表するアナキスト。
自由恋愛を実践し、刃傷沙汰にもなるが次第に野枝とベストパートナーとなっていく。

 


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松下奈緒さん / 平塚らいてう

《平塚らいてう》
日本初の女性による女性のための文芸誌「青鞜」を創刊。
「原始、女性は太陽であった」という言葉は、日本の女性解放運動の幕開けを象徴する言葉となる。

 


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稲垣吾郎さん / 辻潤

《辻潤》
翻訳家・思想家。日本のダダイズムの中心的人物。
伊藤野枝の女学校の教師で、最初のパートナー。
彼女の文才を見いだし、知の扉を開いた。


特集ドラマ「風よ あらしよ」

【放送予定】
2022年3月下旬/BS8K
2022年秋/BSプレミアム、BS4K
【原作】
村山由佳
【脚本】
矢島弘一
【音楽】
梶浦由記
【出演】
吉高由里子 永山瑛太 松下奈緒 稲垣吾郎  ほか
【制作統括】
岡本幸江
【演出】
柳川強