序盤の舞台地・静岡県内ロケ
出演者コメントと写真について
6月上旬にクランクインした、 2022年大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』。新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、鋭意収録を進めております。今月は物語序盤の舞台地となる静岡県内でロケを行っています。北条家ゆかりの地・伊豆の国市のオープンセットを中心に、沼津市や裾野市、富士宮市など各地で収録します。
つきましては、ロケ現場での主演・小栗旬さんのコメントと写真をお送りいたします。
また、番組のロゴが完成しましたので、それも合わせてお知らせいたします。
【ロケ写真】
静岡ロケでは、主人公・北条義時(小栗旬さん)ら北条勢が伊豆の平家方の館に攻めかかるシーンや、挙兵した源頼朝(大泉洋さん)の軍が、父・義朝の拠点だった鎌倉に入るシーンなどを収録しています。
<静岡ロケ期間>2021年7月上旬から約2週間
【小栗旬さん(主人公 北条義時 役)コメント】
撮影は順調に進んでいて、物語のオープニングのほうの大事なシーンもいい感じに撮れたと思います。やはり外に出てくるとスタジオとはまったく違う気持ちよさがあります。
すぐ近くに北条ゆかりの地があるという、すごくいい場所にオープンセットを建てていただき、いろいろ当時のことを想像しやすい、タイムスリップしたような気分で撮影できるのでとても助かっています。
ロケなので戦のシーンも多く、今まで出演した大河ドラマの中で、今回が一番戦っているかもしれません。殺陣については、平安時代末期~鎌倉時代ということで、技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じているので、そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います。
【地元エキストラの方々も参加】
静岡ロケでは、たくさんのエキストラの方々にも収録にご協力いただきました。オープンセットのある伊豆の国市を中心に、近隣の自治体からも参加いただき、農民や兵士、行商人などさまざまな役を演じました。
【ロゴについて】
このお知らせの冒頭でも使用していますが、『鎌倉殿の13人』の番組ロゴが完成しましたので、デザイナーのコメントとともにご紹介いたします。
【デザイナー・佐藤亜沙美さん コメント】
これまでの大河ドラマのロゴは力強い筆文字のイメージがありましたが、三谷幸喜さんの脚本で描かれる大河ドラマを想像したときに、現代的で洒脱な作品になるのではないかと思い、活字のクラシックな骨格とモダンなエレメントを併せ持つ書体をもとにロゴを制作しました。 大河ドラマのタイトルに算用数字を使うのはこの作品が初めてということもあり、13を強調するデザインになりました。現代にアップデートされた『鎌倉殿の13人』の面白さと背景にある緊張感をロゴデザインにも感じていただけたら嬉しいです。
<プロフィール>
佐藤亜沙美(さとう・あさみ)グラフィックデザイナー、ブックデザイナー。
1982年生まれ。 2006年よりブックデザイナー祖父江慎の事務所コズフィッシュに在籍。 2014年に独立し、サトウサンカイを設立。 2019 年から季刊文芸誌 『 文藝 』 のアートディレクターを努める。そのほかエッセイからビジネス書まで幅広く手がける。
2022年 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
【放送予定】
2022年
【制作統括】
清水拓哉 尾崎裕和
【演出】
吉田照幸、末永創、保坂慶太、安藤大佑
【プロデューサー】
長谷知記 大越大士 橋本万葉 吉岡和彦
【広報プロデューサー】
川口俊介