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2021年大河ドラマ「青天を衝け」出演者発表 第1弾

2021年大河ドラマ(第60作)
青天を衝け
【出演者発表 第1弾】

大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢 栄一」です。
約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」。
晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれています。

幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、
青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開きました。
「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、
近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人でした。

2021年、若き心で挑戦を続けた男・渋沢栄一との出会いにご期待ください。



物語のはじまりは、藍に染まった血洗島村から。
天保11(1840)年。隣の清国でアヘン戦争が始まろうとしていたころ、武蔵国榛沢郡血洗島村(むさしのくにはんざわぐんちあらいじまむら・現在の埼玉県深谷市)の農家に渋沢栄一は生まれた。
家業は、染料のもとになる藍玉づくりと養蚕。職人気質の父と慈愛あふれる母のもと、近隣に住む従兄弟(いとこ)たちとともに育つ。水戸学に心酔する年上の従兄・惇忠(じゅんちゅう)からは学問のいろはを学び、2歳上の喜作とは何をやるにも一緒で相棒のよう。そんな二人の憧れの的は、惇忠の妹である愛らしい千代だ。
血洗島村のそばには中瀬河岸(なかぜかし)という船着場があり、利根川を通じて江戸の文化や経済がいち早く伝わる情報の交差点でもあった。ジャパンブルーを生み出す藍の葉が揺れるこの村にも、ペリー来航から始まる維新の足音がすぐそこに迫っていた。

運命の出会い。栄一と慶喜の物語がパラレルに展開。
血洗島村から約150キロ離れた水戸藩では、栄一より3年早く生まれた七郎麻呂が、父・斉昭(なりあき)による厳しい教育を受けていた。彼こそ、のちの15代将軍となる徳川慶喜だ。
まったく接点がなさそうに思えるこの二人だが、慶喜の存在なくして栄一は語れない。農民の栄一が倒幕を志したものの、まるで正反対の幕臣となり、さらに新時代を切り拓くことができたのは慶喜との出会いがあったからこそだ。
転身を繰り返し波乱万丈に生きた栄一だが、慶喜もまた、時代のうねりに翻弄された人生だった。「尊皇攘夷(そんのうじょうい)」で知られる強烈な父を持ち、将軍になりたくなかった男が、最後の将軍として幕府を終わらせるまでにどんなドラマがあったのか……。さらに、その後の慶喜の人生においても、栄一との関係が途切れることはなかった。「慶喜の名誉回復」のため、栄一の忠義は生涯貫かれる。
やがて重なる二人の物語が、血洗島と水戸からそれぞれ動きだす。


【出演者発表にあたって  作 大森 美香】
外出できなかったこの数か月、ご出演いただくことになった皆様のお姿やお声を空想しながら執筆を進めさせていただきました。「ありがたいなぁ」とわくわくしながらも、その反面、撮影開始の日が、またテレビの前の皆様にお届けできる日が、本当に来るのだろうかと不安に思うこともありました。
今日この日を迎えることが出来て、改めて心から「ありがたいなぁ」という気持ちでいっぱいです。
どうかこの先も、ご出演の皆様やスタッフ全員(私も)が健やかにドラマ制作を進められますように。そしてご覧になる皆様に、幕末から始まるめくるめく時代を個性豊かな登場人物たちとともに一年間楽しく駆け抜けていただけるような作品をお贈りできればと、心から祈っております。

【プロフィール】
福岡県生まれ。テレビ局勤務を経て、脚本家になる。2005年「不機嫌なジーン」で第23回向田邦子賞を史上最年少で受賞。脚本家のほか、映画監督や小説家としても活躍。
NHKでは、連続テレビ小説「風のハルカ」「あさが来た」の他、多数の脚本を手がける。2016年「あさが来た」で第24回橋田賞を受賞。2017年「眩〜北斎の娘〜」は文化庁芸術祭大賞や東京ドラマアウォードグランプリなどを受賞した。大河ドラマの執筆は今回が初。



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主人公
渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)
吉沢亮(よしざわ・りょう)

渋沢中の家(なかんち)の長男。幼い頃から人一倍おしゃべりで剛情っぱり。従兄である惇忠の影響を受け、読書に没頭する日々を送る。 勤勉な父・市郎右衛門の教えを受け、藍玉づくりの仕事の奥深さを知り、思わぬ商才を発揮していく。

【コメント】
これほど豪華で、実力のある先輩方と共に作り上げる「青天を衝け」。とても楽しみです。
実業家として決して道徳を忘れる事なく、常に周りの人々の幸せを思い行動した渋沢栄一のように、視聴者の方々を含め、この作品に関わった全ての人に少しでも幸福が訪れるような、愛のある大河ドラマになればと。
自分にとって最大の挑戦。皆様、御手柔らかにお願いします。お楽しみに!!


 [中の家(なかんち)]

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栄一の父
渋沢市郎右衛門(しぶさわ・いちろうえもん)
小林薫(こばやし・かおる)

「中の家」を立て直すため婿養子として入る。骨身を惜しまず働く勤勉家で、家業の研究に余念がなく、藍玉づくりの名手と呼ばれた。四角四面で厳格な父だが、破天荒な栄一の生き方を誰よりも支援した。

【コメント】
今回、ドラマ「青天を衝け」では栄一の父・市郎右衛門をやらせて頂きます、小林薫です。
農民ながら勘や経験だけに頼る農業ではなく、自らデータを取り研究する人でちょっとした研究者や科学者のような人だった市郎右衛門さん。
栄一に繋がる新進の人だったのかな。
それでいて、藍玉作りに夢中になり「指も足もかかあの顔まで真っ青だい」と仲間に声を掛けると、
栄一に「かっさまの顔は青くねぇよ」と突っこまれ
「うるせ!ものの例えだ」と、嬉しそうに返す親子関係。
フラットにして新進。収録を重ねながら学んでいきたいと思っております。

 

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栄一の母
渋沢ゑい(しぶさわ・えい)
和久井映見(わくい・えみ)

冬には羽織を手にして栄一を追いかける姿が「羽織のおゑい」と呼び親しまれるほど、栄一を愛情深く育てた慈愛の母。お人好しで情け深く、「みんながうれしいのが一番」の精神を幼き栄一に教える。

【コメント】
昔々の時代から今を生きる私達に繋(つな)がる、たくさんの人の思い、言葉、行動、縁。
人や時代の歴史の中のひとコマひとコマを演じさせていただく事、心して前に進まなければ、と思います。笑ったり泣いたり、心配したりホッとしたり、だれかの事を思い、生きる。その心のひとつひとつをイキイキと生きる事ができますように、頑張らなくっちゃと思います。大勢の皆様の思いが重なってできあがる大河ドラマ。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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栄一の姉
渋沢なか(しぶさわ・なか)
村川絵梨(むらかわ・えり)
※大河ドラマ初出演

栄一の姉。優しい母とは打って変わり、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、栄一にとってはおっかない存在でもある。年ごろに育ったなかの縁談を巡って、ちょっとした騒動が起きるが……。

【コメント】
初めての大河ドラマ出演が、連続テレビ小説「風のハルカ」でお世話になった大森美香さんの脚本という本当に光栄な形で叶います。心から嬉しいです。
主人公、渋沢栄一と幼少期を共に過ごしてきた明るくて少し強いお姉さん。
実際に証言されている事実が少ないからこそ大森さんの描くお姉さん「なか」を創造して、見てくださる皆さんにほっこりしてもらえるような家族を作っていけたらと思っています。

 

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栄一の妹
渋沢てい(しぶさわ・てい)
藤野涼子(ふじの・りょうこ)
※大河ドラマ初出演

栄一の妹。年の離れた栄一にかわいがられ、天真らんまんなお兄ちゃん子となる。栄一にとっては、何でも話せ、生涯にわたって信頼のおける肉親だった。やがて栄一の妻となる千代の心の友に。

【コメント】
てい役にわくわくどきどきした気持ちを抱きながら、撮影に挑むことを楽しみにしています。ていは家族思いで、芯の通った力強い女性です。そんな彼女のように逞しく、エネルギッシュに役を演じていきたいと思います。また、役作りの中で少しずつ論語も学んでいきたいです!茶目っ気(ちゃめっけ)のある可愛らしい面を兼ね備えたていを、家族のように温かく見守っていただけたらいいなと思います。私なりにていと向き合って、渋沢栄一の人生の軌跡をたどっていきたいです。

 

 

[新屋敷]

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栄一の従兄
渋沢喜作(しぶさわ・きさく)
高良健吾(こうら・けんご)

渋沢一族の一家、「新屋敷(しんやしき)」の長男。栄一より2歳上で、幼なじみとして育ち、生涯の相棒となる。直情的だが情に厚く、弁が立つ知性派の栄一とは正反対の性格。幕末の混乱の中で彰義隊を結成し、栄一とは異なる道を歩む。

【コメント】
僕は幕末の時代を生きた人たちの命の使い方に学ぶ事が多くあります。例え過激であったとしてもこの国を想(おも)う力。綺麗(きれい)事ばかりではないからこそ、成し得たことや、常識とされる道から逸(そ)れて初めてわかる筋道があったと思います。
過去の歴史は今に影響します。だからこそ、史実をもとに過去の時代を演じることに身が引き締まる思いです。楽しみです。
これからの世代へ、そして今の時代を生きるみなさまへの日々の励みになるような作品を目指したいです。

 

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喜作の妻
渋沢よし(しぶさわ・よし)
成海璃子(なるみ・りこ)

情熱的な喜作にひと目ぼれし、みずからアプローチ。結婚後は、喜作がすっかり尻に敷かれるようになる。栄一と喜作が京へ旅立ってからは、千代のよき相談相手となって、共に夫の留守を支える。

【コメント】
男性社会の時代を生きた女性を大森さんがどのように描いてくれるのかとても楽しみです。
よし という役を楽しみながら大切に演じたいと思います。

 

 

[尾高家(おだかけ)]

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栄一の従兄
尾高惇忠(新五郎)(おだか・じゅんちゅう/しんごろう)
田辺誠一(たなべ・せいいち)

下手計村(しもてばかむら)にある尾高家の長男。従弟(いとこ)である栄一や喜作に学問や剣術を教える。早くから水戸学に傾倒し、栄一らに大きな影響を与えた。明治維新後は富岡製糸場の初代場長となり、栄一を支える。

【コメント】
近代日本の基礎、経済的な成り立ちを確立した渋沢栄一、その栄一の兄貴的存在である尾高惇忠を演じます。江戸から明治への激動の時代。その時代の熱、そして尾高惇忠の国の将来を思っての行動、生き方を、史実に忠実に、時にドラマチックに表現して、その熱をお伝えできればと思っています。大河ドラマへの参加は、1998年の「徳川慶喜」、2007年の「風林火山」以来となりますが、1年間、突っ走りたいと思います。

 

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栄一の従兄
尾高長七郎(おだか・ちょうしちろう)
満島真之介(みつしま・しんのすけ)

惇忠の弟、栄一の従兄。長身で堂々たる体躯(たいく)の長七郎は、神道無念流(しんどうむねんりゅう)の剣豪として名を轟かせるようになり、栄一にとって憧れの存在に。兄の惇忠に代わって江戸や京へ遊学に行き、世情を栄一らに伝える。

【コメント】
愛と周囲の人との調和や関係性があってこその人生。
「できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。」と語った渋沢栄一の想(おも)いを胸に、キャスト・スタッフ一丸となって、新しい時代への道を開拓していけるよう、心身ともに健康で溌剌(はつらつ)と撮影に臨みます。
時代の変わり目に生きた方々の力を借り、時代の変わり目に生きる我々が、時を超えて愛で繋(つな)がり、未来への光を灯(とも)すような大河ドラマにするために。

 

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栄一の従妹/のちの妻
尾高千代(おだか・ちよ)
橋本愛(はしもと・あい)

惇忠、長七郎の妹。栄一よりひとつ年下で、喜作も交えた三人は幼なじみとして育つ。控えめで口数は少ないが、心の芯はめっぽう強い。栄一と結婚してからは、多忙な栄一に代わって渋沢家を守り、内助の功を発揮する。

【コメント】
実在した人を演じる時、一番に感じるのは生命の冒涜(ぼうとく)にならないように、という気持ちです。千代さんという女性がどんな風に戦い、何を大事にし、何を守ってきたかを、千代さんの魂と交信しながら、一年間演じ抜けたらと思います。

 

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栄一の従弟
尾高平九郎(おだか・へいくろう)
岡田健史(おかだ・けんし)
※大河ドラマ初出演

尾高家の末っ子。偉大な兄たちの背中を追いかけ、姉の千代を心から慕い、文武両道で心優しい美青年に育つ。栄一のパリ行きに伴い、見立て養子となるが、そのことがきっかけとなり幕府崩壊の動乱に巻き込まれていく。

【コメント】
この度、尾高平九郎役を授かりました岡田健史です。
錚々(そうそう)たる、豪華な、役者の方々と一緒になって壮大な物語を作れることに感激すると共に感謝申し上げます。
今、この時代に向けて、『青天を衝け』を通し、尾高平九郎を通じて、何を発信しようかと試行錯誤しながら役作りをしています。平九郎の“叫び”に是非注目していただければと思います。『青天を衝け』を、どうぞ楽しみにお待ち下さい。

 

 

[東の家(ひがしんち)]

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栄一の伯父
渋沢宗助(しぶさわ・そうすけ)
平泉成(ひらいずみ・せい)

渋沢一族の中で最も財をなした「東の家(ひがしんち)」の当主。血洗島村の名主として、栄一の父・市郎右衛門と共に村をまとめる顔役のような存在。甥の栄一には、時に口うるさく小言を言う。

【コメント】
あの人の「語り」から始まるこのドラマ、1ページ目から心の臓をグサリと握られています。今と違い、士農工商という身分制度が有った時代に、農民で有りながら苗字(みょうじ)帯刀を許されていた渋沢宗助が私の役どころ。農民を束ね、一族の長として村を治めてきた宗助は、後に日本の政財界に多大な力を発揮する、渋沢栄一の名付け親でもありました。
栄一の人格形成に大きな影響を与えた大人の一人として、演じたいと思います。

 

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栄一の伯母
渋沢まさ(しぶさわ・まさ)
朝加真由美(あさか・まゆみ)
※大河ドラマ初出演

宗助の妻であり、栄一の伯母。人はいいが少々おせっかいな性格で、親戚である「中の家」でも何かにつけて世話を焼きたがる。宗助とのコンビネーションが絶妙で、なんだか憎めないおしどり夫婦。

【コメント】
今回『青天を衝け』に出演させていただくことが決まったその瞬間、嬉(うれ)しさと緊張が走りました。大河ドラマという日本一のドラマ現場に入る。ジタバタした所で間に合わないとは思いつつ、今、台本を噛(か)み締(し)め、浴衣を着てお稽古させてもらっています。気持ちばかりが急がぬよう、大森美香さんや監督をはじめ、スタッフの皆様が作った戦場の中で、しっかりと土を踏みしめ、渋沢まさという役を全うしたく存じます。

 

 

[水戸藩]

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水戸藩主
徳川斉昭(とくがわ・なりあき)
竹中直人(たけなか・なおと)

水戸徳川家第9代藩主。先進的で実行力に富み、気性の激しさもあって、のちに「烈公(れっこう)」と呼ばれる。それゆえに敵は多い。栄一の主君となる慶喜の父でもあり、幼少期から慶喜の才に期待し、暑苦しいほどの愛情深さで育てた。

【コメント】
「秀吉」(1996)そして「軍師官兵衛」(2014)に続き、再び大河ドラマに参加出来る事、とても嬉(うれ)しく思っております。今回演じさせて頂く徳川斉昭という人物…いったいどんな人間像になってゆくのか…?!
スタッフの方々と斉昭について打ち合わせを進めてゆくうちに….なんと!かなり○○な人物である事に驚きました!「うおぉぉ…!」
幕末のヒーロー徳川斉昭!全身全霊で演じさせて頂きます。今から撮影が楽しみでなりません!

 

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斉昭の側近
藤田東湖(ふじた・とうこ)
渡辺いっけい(わたなべ・いっけい)

水戸藩主就任から支えた斉昭の腹心。斉昭が隠居謹慎処分を受けると、東湖も蟄居(ちっきょ)を命じられるが、やがて斉昭と共に復活。「回天詩史」など数々の著作が尊攘志士に愛読され、信望を集めた。安政の大地震で非業の死を遂げる。

【コメント】
私の演じる藤田東湖は水戸藩主・徳川斉昭の側近として生涯を終えた人。感情の起伏の激しい斉昭の傍(そば)で時に主君を励まし、時に諭し、激動の時代を生きていきます。竹中直人さん演じる徳川斉昭を時に励まし、時に諭す・・。収録が実に楽しみです。大森美香さんの脚本は歴史に名だたるどんな名将も大臣も全て血の通った生身の人間なのだと教えてくれ、毎週ワクワクしてきます。皆さま、どうぞお楽しみに。

 

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斉昭の側近
武田耕雲斎(たけだ・こううんさい)
津田寛治(つだ・かんじ)

藤田東湖と共に藩主・斉昭を支えた、尊攘派の水戸藩士。やがて東湖の息子・藤田小四郎が起こした「天狗(てんぐ)党の乱」を諫める立場に立つも、小四郎に懇願されて総大将となり悲惨な最期を遂げる。

【コメント】
尊王(そんのう)攘夷(じょうい)の思いを胸に天狗党と運命を共にした武田耕雲斎を演じさせて頂きます。
耕雲斎はどんな思いで天狗(てんぐ)党を率いて京に向かったのか、どんな思いで自分の命を犠牲にしたのか。
幕末に散っていった命があるからこそ、当時の日本は最小限の犠牲で変われたのだと思います。
僕たちが今、日本人としての誇りをもって生きていけることに感謝しながら武田耕雲斎を演じたいです。

 

 

[一橋家]

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徳川斉昭の七男・のちの将軍
徳川慶喜(とくがわ・よしのぶ)
草彅剛(くさなぎ・つよし)

徳川斉昭の七男に生まれ、一橋家を継ぎ、徳川幕府最後の将軍へ。側近・平岡円四郎の目利きで渋沢栄一と出会い、財政改革に手腕を発揮した栄一を重用する。幕府終焉(しゅうえん)の時を迎えてからも、慶喜と栄一の厚い信頼関係は終生に及んだ。

【コメント】
今回発表された出演者の方々といっしょにお芝居ができることに幸せを感じています。
頂いた台本からはエネルギーをすごく感じていて、パワーのあるストーリーを感覚を研ぎ澄ませて演じ、みなさんの記憶に深く残る徳川慶喜にしたいです。
慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。
全力をもって挑みたいと思っています。

 

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慶喜の側近
平岡円四郎(ひらおか・えんしろう)
堤真一(つつみ・しんいち)

旗本の息子でありながら不甲斐(ふがい)ない日々を送っていたが、縁あって慶喜の小姓となる。惚れこんだ慶喜からの信頼を厚くし、筆頭クラスの用人にまで昇進。攘夷(じょうい)の志士を目指していた栄一は、円四郎と出会ったことで人生が動きだす。

【コメント】
台本を読ませていただき、わくわくしました!僕が演じる平岡円四郎は、皆さんにはあまり馴染(なじ)みがない人かもしれませんが、とても切ない人物で興味深い存在です。でも、この物語には、他にも魅力的な人物が数多く登場してきます。実は他にもやりたいと思う役が多くて、困ったことに(笑)、他も演じたくてうずうずしているくらいです。今までの幕末大河ドラマとは、まったく違う新しい切り口で、とても躍動感のあるドラマになることは間違いないですね!

 

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円四郎の妻
平岡やす(ひらおか・やす)
木村佳乃(きむら・よしの)

吉原の売れっ子芸者であったが、放蕩(ほうとう)無頼の生活を送っていた武士・平岡円四郎に見染められてその妻となる。とびきり美人だが気はめっぽう強く、粗野で破天荒な円四郎もやすには頭が上がらない。

【コメント】
幕末の時代劇をやらせて頂くのは、始めてです。
大森美香さんと出会ってから、もうすぐ四半世紀を迎えようとしております。
並ならぬ御縁を感じつつも新たな気持ちで緊張感を持って期待に応えたいと思います!

 

 

[江戸幕府]

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勘定奉行
川路聖謨(かわじ・としあきら)
平田満(ひらた・みつる)

努力と才能で勘定奉行まで上り詰めた切れ者。幕末の外交問題に欠くことのできない存在となる。幕臣の師と慕う人の息子である平岡円四郎に目を掛け、徳川慶喜の側近として円四郎を推薦する。

【コメント】
実在の人物を演じる時はいつもプレッシャーを感じるのですが、あまり世間に知られていない人が大変動の時、何を感じ、どう生きたかという、厚みのあるドラマに参加できるのはとてもやりがいがあると思っています。ユーモアがあり、けれんみのない性格ながら、はからずも江戸時代の「しんがり」を務めることになった川路に、少しでも寄り添っていきたいと思います。

 

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栄一に影響を与える砲術家
高島秋帆(たかしま・しゅうはん)
玉木宏(たまき・ひろし)

高島流を確立した洋式砲術家。保守派の陰謀で投獄され、その後、栄一が生まれ育った武蔵国・岡部藩(むさしのくに・おかべはん)の牢(ろう)に移される。やがてペリー来航により、秋帆の見識が幕府に求められて赦免。講武所砲術師範となって軍事の近代化に尽くす。

【コメント】
久しぶりの大河ドラマ、楽しみにしています。
そして「あさが来た」で、お世話になった脚本の大森美香さんの作品に出演出来る事、嬉(うれ)しく思います。
今回の役どころは訳あってお伝え出来ませんが、渋沢栄一に関わる謎めいた男を演じます。
これから先の未来の為に、今を一生懸命生きる人々が活き活き(いきいき)と描かれていて、
現代にも通ずるメッセージが込められたドラマだと思います。
楽しんで臨みたいと思います。


■音楽決定!
佐藤直紀(さとう・なおき)
【コメント】
「青天を衝け」。眩(まぶ)し過ぎるくらい気持ちの良いタイトルに心が踊ります。ここ数年、改めて仕事の責任に重さを感じ、正直に申し上げて音楽を作る事の難しさと怖さを強く感じていた僕にとってまたしても間違いなく超難題であり、それでも全身全霊をささげ音楽を書かせて頂ける喜び、このような機会をいただけた事に感謝の気持ちでいっぱいです。凡曲を書き並べるつもりは微塵(みじん)もありません。どうぞよろしくお願い致します。

【プロフィール】
1970年生まれ。主なNHK作品に、土曜ドラマ「ハゲタカ」、大河ドラマ「龍馬伝」、連続テレビ小説「カーネーション」、放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」など。主な映画作品に「海猿」シリーズ、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「るろうに剣心」シリーズ、「永遠の0」、「STAND BY ME ドラえもん」、「アルキメデスの大戦」などがある。


【出演者発表にあたって  制作統括 菓子浩】
「青天を衝け」の前半戦は、どっぷり幕末の物語です。渋沢栄一の根幹を形作った青春期を、二つの軸で描いていきます。一つは、武蔵国の農村を舞台にした家族や幼馴染たちとの物語。家業や学問を通して、栄一は独自の才覚と進取の気性を確かにしていきます。もう一つは、江戸で国の舵(かじ)取りに奔走する武家たちの物語。開国か攘夷(じょうい)か、それぞれの思惑が複雑に絡み合うスリリングな展開が待ち受けます。やがて、小さな農村にも尊王攘夷の風が吹き始め、この2つの軸はじわじわと交わっていくのです。
このたび、「青天を衝け」に素晴らしいキャストの皆さんをお迎えすることができました。実力人気を兼ね備えた方ばかりで、それぞれのキャラクターにどんな輝きを与えてくれるのだろうと期待が膨らみます。また、音楽は、数々のヒット作を手掛ける佐藤直紀さんが担当されます。大森美香さんの力強い脚本、俳優陣の熱演、佐藤さんの情感あふれる音楽から、どんな化学変化が生まれるのか楽しみでなりません。
新型コロナウイルスの出現で、社会のあり方も大きく変わろうとしています。私たちは今、歴史的な転換点に生きているのかもしれません。未来が見通せない現代に、逆境の中でこそ力を尽くし未来を切り開いた渋沢栄一は、どんなメッセージを投げかけるでしょうか?
幕末から明治へ。激動の時代をダイナミックに描きます。「青天を衝け」どうぞご期待ください。


【物語】

官尊民卑なんて、くそくらえ。百姓からの脱却を決意!
栄一は、藍染めの原料となる藍玉づくりと養蚕を営む百姓の家に生まれた。頭の回転は早いが、大人や権力に物怖じしないやんちゃ坊主に育つ。商才に長けた父・市郎右衛門の背中に学び、栄一は商売の面白さに目覚めていった。
しかし17歳の頃、人生を変える最初の事件が起こる。御用金を取り立てる代官に刃向かい、理不尽に罵倒されたのだ。栄一は、官尊民卑がはびこる幕府の身分制度に怒りを覚え、決意する。「虐げられる百姓のままでは終われない。武士になる!」。

目指せ、攘夷の志士!ところが計画中止、追われる身へ……。
栄一は、従兄(いとこ)の惇忠(じゅんちゅう)や喜作と共に、尊皇攘夷(じょうい)に傾倒していく。栄一らは江戸に出入りして同志を集め、ある暴挙を企てた。高崎城を乗っ取り、横浜の外国人居留地を焼き討ちするという一大攘夷計画だ。ところが、京の情勢に通じた惇忠の弟・長七郎の猛反対にあい、実行前夜にしてあえなく断念。逆に幕府に追われる立場となり、喜作と共に京へ逃げる。
そんな彼らに助け船を出したのは、一橋慶喜の側近・平岡円四郎だ。一橋家の家臣となるか、幕府に捕らわれて死ぬか、という二者択一を迫られる。この時、“慶喜こそが幕府を変える人物となる”と望みを懸け、一橋の人間となったことで再び運命が変わっていく——。

心ならずも幕臣に。パリ行きが人生を開く!
栄一は持ち前の商才で一橋家の財政改革に手腕を発揮し、慶喜の信頼を得る。ところが、慶喜が将軍を継承したことで、倒幕を目指すどころか幕臣になってしまった。
失意の栄一に、またとない転機が訪れる。パリ万国博覧会の随員に選ばれたのだ。産業発展めざましいフランスに渡った栄一は、「株式会社」と「バンク」の仕組みを知り、さらに官と民が平等である社会に大きな衝撃を受ける。「攘夷なんてとんでもない。民間が力を発揮する西洋の国づくりを日本も吸収すべきだ!」。そんな折、日本から大政奉還の知らせが届き、無念の帰国へ……。

まさかの新政府入りで、続々改革。33歳でいよいよ民間へ。
帰国後、様変わりした日本に衝撃を受ける栄一。約260年続いていた徳川の時代はすでに終わり、惇忠や喜作は「彰義隊(しょうぎたい)」を結成。戊辰戦争、そして箱館戦争と新政府軍との戦闘を続けていた。
栄一は、静岡で隠棲(いんせい)する慶喜と再会し、身をやつした姿に涙する。そして、民間に身を置きながら、慶喜をそばで支えることを決意した。
しかし突然、明治新政府から大蔵省への仕官を命じられて上京。「改正掛(かいせいがかり)」を立ち上げ、租税・鉄道・貨幣制度など次々と改革を推し進めること3年半。栄一はある決意を胸に辞表を提出した。
この時、33歳。いよいよ、栄一の目指す民間改革が始まるのだった……!


2021年 大河ドラマ『青天を衝(つ)け』

【放送予定】
2021年
【収録スケジュール】
2020年夏クランクイン
【制作統括】
菓子浩 福岡利武
【プロデューサー】
板垣麻衣子
【広報プロデューサー】
藤原敬久
【演出】
黒崎博 村橋直樹 渡辺哲也 田中健二


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