
放送博物館で開催されている「もう一度会いたい、朝のヒロインたち」という企画展に合わせてのイベントです。
偶然にも放送博物館は港区の愛宕山にあります。「ちりとてちん」ファンならピンと来るこの地名。そして博物館内のその名も「愛宕山ホール」が会場となれば、何かの縁を感じずにはいられません。
普段は100名ほどが入るホールですが、この日は補助席まで満席。入りきれないお客様のために隣の部屋にモニターを出し、映像を通して講演を聞いていただく方も出るほどの盛況ぶりでした。お集まりいただいたお客様は計175名。放送博物館では2008年一番の集客だったそうです。
講演は、遠藤CPによる「ちりとてちんができるまで」の裏話を中心に進みました。
企画を立案した段階で作った手書きのメモをスクリーンに写し、そこから完成品までにどのような変更があったのか、あるいはなかったのかといったマニアックな話まで披露。集まった大勢のちりとてファンも熱心に聞き入っていました。
「ちりとてちん」の放送開始に合わせて作られていた宣伝用のメイキングビデオを鑑賞した後は、会場からの質問コーナー。
ここでも「キャスティングはどのようにすすめられたのか」「視聴率対策は行われたのか」といったこれまたマニアックな(?)質問が数々寄せられました。

御来場下さったみなさま、誠にありがとうございました。