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犬と人の物語 「さよなら、アルマ ~赤紙をもらった犬~」

犬と人の物語
「さよなら、アルマ ~赤紙をもらった犬~」

いまや空前のペットブーム!賃貸物件でも、ペットが飼える物件が増えてきています。12月18日(土)放送の「さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~」は、ペットの代表格とも言える犬と人の絆の物語。「赤紙」からわかるように戦争モノです。しかし、その「赤紙」をもらったのが犬・・・?






戦争モノは数多くありますが、犬を扱ったものは初めて見るドラマ部特派員見習・松子です。働く犬のひとつとして「軍用犬」と言う存在は知っていましたが、戦争中の日本にいたとは知りませんでした。「赤紙をもらった犬」とは、軍犬として出征していった犬だったのです。

あらすじ:
昭和17年。獣医学部の学生・朝比奈太一(勝地涼)は、健太(加藤清史郎)と千津(松本春姫)という子供たちから、アルマという名のシェパードを預かる事に。太一は、アルマの食料確保のため軍犬に育て上げる。翌年、アルマに軍から召集がかかる。アルマとの別れを泣いて嫌がる子供たち。アルマを軍犬にした事を後悔した太一は、犬の訓練士となり、アルマを追って満州へ旅立つ・・・

アルマの健気な姿 人との絆に涙
子供たちと一緒に遊んでいるアルマ。軍用犬として、銃弾や砲弾の降る戦場を駆けるアルマ。どんな時も人間が大好きで、一緒にいること、ほめてもらうことが嬉しい。その純心無垢な姿は、太一の愛情があってこそだと思うと、いっそう涙がこぼれます。
アルマと太一が同行することになる特殊部隊の人々も最初は「犬」としか見ていなかったアルマを、「仲間」と認め、その姿に笑顔がこぼれるようになります。戦争を描いたドラマで、こんなに優しい笑顔を見たのは初めてかも・・・。「こいつがいるおかげで、俺たちはこんな毎日でもちゃんと人間でいられる」というセリフには、ハッとしました。太一のような学生や近所のおじさんといった、人を殺す事など考えもしなかったであろう人が、戦争に行ったのです。そんな普通の人が、「殺さなければ殺される」状況に置かれることは、想像を絶する精神状態・・・。それを思うと、アルマが大きな支えになっていた事を感じます。

人が動物に与えられるものは・・・?
太一のようにきちんと愛情を持って飼えば、犬はその何倍もの愛情を返してくれる存在だと思います。時には、その存在自体が精神的に大きな支えにもなってくれます。しかし、あくまでも人間の都合で飼われるペットたち。戦争という非常事態でなくても、理不尽な扱いを受けるペットは数多くいます。「大きくなりすぎたからもういらない」、「飽きた」とか・・・。

松子は今、猫を1匹飼っています。戦争中、猫はどうだったのかなと思ったら、毛皮として軍に供出しなければならなかったようです。今、「平和」な日本において、人間といる動物たちにとって何が幸せなのか・・・?自分の都合で理不尽なことをしていないか?と、あらためて振り返りました。せめて自分自身が後悔しないように、最期まで一緒に過ごせたらいいなと思っています。

明日12月18日(土)よる9時より放送の「さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~」は、戦争、命、絆、そして命あるものを「飼う」ことがどういう事なのか、今一度、考えさせられるドラマです。ペットを飼っている人、飼いたいと思っている人・・・大人はもちろん子供たち、みんなに見てもらいたいです。また、番組のスタッフブログでは、撮影秘話や13名ものキャスト陣が登場した会見レポートなどもあります。是非、合わせてご覧ください。(会見は、「これ見てムービー」でも動画で公開中!

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