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「恋の三陸 列車コンで行こう!」乗る!撮る!食べる!大船渡ふれあい旅(後編)

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特集ドラマ
『恋の三陸 列車コンで行こう!』

乗る!撮る!食べる!
大船渡ふれあい旅(後編)

特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』、お楽しみいただいていますか?
乗りまくり・話しまくり・食べまくりの前編に続いて、後編では地元の名物スポットや、番組のロケ地をご案内します(→前編はこちらから

 


さあ、ふれあい旅の後半です!
山本プロデューサーの挨拶回りに同行して、まずは「ニュー清水」という理容室を訪れます。
「すごく素敵なところだよ」と山本プロデューサー。
どう素敵なのかは、着いてみればわかるとのこと!

■大船渡の名所・素敵な理容室

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あっ、本当に素敵!
というわけで、大船渡駅(今は鉄道ではなく、BRT=バス高速輸送システムになっています)から車で5分ほどの理容室「ニュー清水」さんに到着しました。
玄里さん演じる花咲萌は、本来はパン屋さんという設定だったのですが、演出の一木さんがこの理容室を見つけて「ビビッ」と来たので、理容師に設定を替えたのだそうです。
ちなみにこの素敵な外壁は、外国人ボランティア団体『オールハンズ』に所属するアーティストの皆さんがペイントしてくれたのだとか。

sanriku_2_02.jpgそして店内にお邪魔すると、マスターの清水康雄さんがにこやかに出迎えてくれました。

sanriku_2_03.jpgスタッフ
「玄里さんの撮影、この素敵なお店で行われたんですね」

理容室ニユー清水・清水康雄さん
「玄里さんは、とても気さくでいい子でした。うちの娘・友美も理容師をやっているのですが、どう演技すれば美容師らしく見えるのか、熱心に相談したり、練習したりしていたようです」 

sanriku_2_04.jpgスタッフ
「お嬢さんと役作りをしていたんですね!」

友美さん
「どんな体勢で散髪をするのか、ハサミはどう持つかとか、指導させていただきました。玄里さんはとても飲み込みが早い人で、あっという間に伝えたことを身につけてくれました。あとは技術の話だけでなく、震災についても話したりしました。親身になってお話を聞いてくれて、お話しているうちに、心が暖かい人なんだなあって感じました。また、遊びに来てほしいですね!」

康雄さん
「娘とは仲良くしてくださったようで、二人の姿を見ていると、こちらも明るい気持ちになりましたね。そうそう、先日、玄里さんからお手紙をいただいたんですよ。その中に、ニュー清水を描いたイラストが同封されていました。玄里さんらしい味のある絵で、可愛くて。もう、嬉しかったですね」

sanriku_2_05.jpg清水さんのお話を聞いていてふと気がついたのですが、玄里さんが演じた花咲萌のモデルは、おそらく友美さんなのでしょう。ドラマから漂うリアルさや、登場人物のあたたかさは、地元のみなさんとの絆から培われていたのですね。

清水さんご一家とワイワイ話していると、佐藤さんという常連のお客さんが入ってきました。
佐藤さんはエキストラで、今回のドラマにも登場しているのだとか。
せっかくなので、康雄さんと友美さんとお母さん、そして佐藤さんで記念撮影!!

sanriku_2_06.jpgそして別れ際に、店長!?でもある看板猫の「たま男」君がお見送りしてくれました。

sanriku_2_07.jpgせつ子さん
「震災後、ガレキの上にいるのを見つけたんですよ。行き場所がないだろうってエサをやっていたら、住み着いちゃって」(ニコニコ)

と、今ではすっかり家族の一員なのだとか。
ニュー清水のみなさん、温かな時間をありがとうございました!

■絶景!ロケ地めぐり

引き続き、番組ゆかりの地を回っていきましょう。
まずは、大船渡中学校近くの高台へ。
ここは大船渡市内を一望できる絶景ポイントなのです。

sanriku_2_08.jpg大船渡の町で高台に登ると、山、海、そしてセメント工場の煙突が見えてきます。モクモクと流れる白煙が、変な言い方なのですが、活きている町の鼓動のようです。

sanriku_2_09.jpgちょっとアップにすると、こんな感じです。 ちなみに大船渡の高台には、私有地なので入れない場所がいくつかあります。訪問される方は周辺住民の方のご迷惑にならないよう、配慮いただければと思います。

■幻想的な三陸の海へ...。

続いて、大船渡市内から車で20分ほど走ったところにある、小さな海岸へ。
足の踏み場もないくらいの、海鳥の群れ!

sanriku_2_10.jpgおそるおそる近づくと、鳥たちはばあっと、一斉に飛び立って行きました。 なんとも、幻想的なロケーションです。

sanriku_2_11.jpgここでは由香里(松下奈緒さん)と達也(安藤政信さん)の大事なシーンを撮影したのですが、撮影中はちゃんとあった橋が、風や波のせいで、完全にひしゃげてしまっていました。

sanriku_2_12.jpg地元の方に聞いたところ、この橋、春には撤去されてしまうとのことでした。
そしてもう一枚、橋が元気?なころの写真をご覧ください。

sanriku_2_13.jpgこの写真はハービー・山口さんが撮影した劇中写真です。
橋の思い出ということで、ご紹介しておきます。
どういうシーンになるのか、ドラマ本編をご期待くださいね。

■ズバリな観光名所、穴通磯!

逆に見どころが何十年を経ったとしても変化しない絶景ロケポイントもあります。
それは、タクシー運転手の洋人(YOUNG DAISさん)が達也(第1話)に続いて、謎の美女(第2話)を連れて行く、穴通磯(あなとおしいそ)です。

sanriku_2_14.jpg穴通磯とは、碁石海岸にある奇岩のこと。
大きな岩に3つの穴が空いており、遊覧船でくぐることもできるのだとか!

sanriku_2_15.jpgこの日は波風が凄すぎて船に乗れなかったのですが、それだけに離れた距離から見ても、迫力満点の風景でした。

■ここもロケ地だ!大船渡市役所へ

ドラマのロケ地巡り、最後は大船渡市役所へと向かいます。
ここは由香里の職場ということで、劇中に何度か登場します。
高台にあって、風景もすばらしいですね。

sanriku_2_16.jpgせっかくなので、今回のドラマ撮影をバックアップしてくださった、大船渡市役所商業観光課の松川直史さんを訪問します。
撮影にあたり、大船渡市の皆さんからご協力を得られたのも、松川さんの尽力があったればこそ、です。ドラマ撮影にまつわるあれこれも、伺っちゃいましょう。

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スタッフ
 「大船渡でドラマを撮りたいと聞いて、どうお感じになりましたか?」

観光課・松川さん
「ドラマ撮影と聞いてビックリしたのですが、今までにない明るいイメージのドラマということで、二重にビックリしましたね」

スタッフ
 「何度も聞かれていることと思いますが、震災を経て、今の大船渡市はどうなっていますか」

松川さん
 「正直、震災の当時は絶望しかありませんでした。もう立ち直れないのかと思うほどでしたね。ですが、全国の皆様に支えられて、ようやく5年目を迎えることができました。まだまだ復興の途中ではありますが、私たちは震災前のように、笑いや幸せのある生活を取り戻しつつあります!」

sanriku_2_18.jpgスタッフ
「通りを歩いていて思いましたが、町のみなさんの表情も、心なしか明るくて、元気ですね」

松川さん 
「今回のドラマの中には、そんな人情味溢れる、明るく元気な今の大船渡が、ぎゅーっと詰まっています。 このドラマを見ていただいて、大船渡の人のよさ、景観の美しさ、三陸ならではの海の幸を味わいに、遊びに来ていただけると嬉しいですね」

スタッフ 
「人のよさ、景観の美しさ、海の幸、本当に素敵な町だと思います!」

松川さん
 「震災後、全国のみなさんから応援や元気をいただき、ここまでくることができました。これまで、各地からのご支援に対して御礼を言う機会がなかなか無かったので、まずは、ありがとうございますと言いたいです。みなさんからのご支援のおかげで、大船渡、そして東北の被災地は、着実に元気を取り戻しつつあります。
今回の撮影では、被災を乗り越えて大船渡に暮らす人達の魅力や、地元住民でも知られていないような絶景スポット、ちょっと変わった風習などが採り上げられていて、私たちにとっても新たな発見があり、面白かったです。これをきっかけに、三陸の魅力や、復興の進むまちの明るい話題をどんどん発信できればと思っています。このドラマを見て、この町に行ってみたい!と、そんな風に思っていただければ嬉しいです。」

sanriku_2_19.jpg松川さんとワイワイ話していたら、もうすっかり夕方です。
行きと同様、三陸鉄道南リアス線→釜石線→東北新幹線と乗り継いで、東京に戻る予定...だったのですが!!!!
列車の接続が悪く、このままでは東京に帰り着けない可能性が出てきました。
仕方なくタクシーで気仙沼まで移動することにしたのですが、そこに登場した運転手さんが、なんとドラマの登場人物のモデルだったのです...!

■タクシードライバー・隼人さん登場!

sanriku_2_20.jpgスタッフ
「というわけで、隼人さんが洋人のモデルと聞きましたが、本当に雰囲気が似てますね」

隼人さん
「え、そうっすか? 自分じゃよくわかりませんけどねえ。自分もラッパーやってたことがあるので、それだけじゃないのかな~って思ってます!(笑)」

スタッフ
 「いやいや、すごいキャラ立ってますよ!」

隼人さん
 「17歳の時にラッパーを目指して、横浜に出たんですね。それから色々な仕事をやってたんですが、22歳でこっちに戻ってきたんですよ。そしたら、周りはみんなもう子持ちで、ビックリしちゃいましたよ。ちょっとした浦島太郎ですよね! それで、ドラマにも出てくる列車コンに参加してみたり、いろいろ出会いを求めていたんですけど、最近彼女が出来て。うまく行きそうなら身を固めようかな~って思ったりしてるところです!」

スタッフ
 「ドラマ撮影にもご協力いただいたとか」

隼人さん
 「スタッフさんや役者さんだけでなく、市役所の人たちと接点が出来て、すごく刺激になりましたね。さんまラーメンとか、おいしいカレー屋さんとか、皆さんに紹介しましたよ。大船渡は港町なんで、外から来た漁師さんがタクシーを利用することも多いんです。だから、オススメのお店は沢山ストックしてあります。また大船渡、来てくださいね。そして来た時は、呼んでくださいね!美味しいとこ連れて行きますから~!

どこまでも優しく、楽しく、洋人っぽい隼人さんでした。
また、会いに来ます!

■そして東京へ...。

いよいよ、旅の終わりが近づいてきました。

sanriku_2_21.jpg三陸鉄道から眺める山と海。
あの美味しいホタテやラーメンとも、しばしのお別れです。
そして何より、真っ直ぐで、親切で、気持ちのいい三陸の皆さんと別れるのが、なんとも寂しいですね。

sanriku_2_22.jpgいつかきっと、また来よう。
そんな気持ちを胸に、ドラマを楽しみにしたいと思います!

<完>


特集ドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」
2016年2月27日スタート!(全3回)
総合 毎週土曜 夜10時
作 :清水有生 音楽:瀬川英史
出演:松下奈緒、安藤政信、山崎静代(南海キャンディーズ)、
黒島結菜、浅香航大、玄理、YOUNG DAIS、壇蜜、松岡茉優、
塩見三省、村上弘明、松坂慶子 ほか


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