編集部イチオシ

土曜ドラマ「島の先生」 仲間由紀恵さんに質問してきました!<後編>

土曜ドラマ「島の先生」
仲間由紀恵さんに質問してきました!<後編>

さまざまな事情を抱え、都会から留学してきた子どもたち。そして、彼らをあたたかく見守る教師たちを描く、土曜ドラマ「島の先生」。
自らも辛い過去を抱えて生きる千尋先生を、丁寧に演じる仲間由紀恵さん。直撃インタビューの後編では、千尋を演じるうえでの苦悩、ご自身の中学校時代のエピソードなども語って下さいました。
前半をご覧でない方は、こちらからどうぞ!

line.gif

KTP_0715-1.jpg

【仲間さん、夏村千尋(なつむらちひろ)役を演じていかがでしたか?】
仲間さん 奄美の離島に実際に行かせていただいて、豊かな自然を毎日感じて、気持ちを素直に出せる空間で撮影をさせていただけたことにとても感謝しています。想像しても絶対にできないような、とてもいい環境で、千尋という役を集中して演じさせていただくことが出来たと思います。
 
【千尋は明るい先生である一方、過去を抱えて生きています。演じるにあたって、どんな心境でしたか?】
仲間さん 千尋には、「夢であってほしい」と思うほどの辛い過去があって、回想シーンでその撮影もしましたが、やはり演じていて辛かったですね。それと同時に、子どもを育てるということが本当に大変なことなんだと実感しました。その子の人生を背負って、全ての時間を子どものために費やして。
お母さんもひとりの人間ですし、急に母親になれるわけでもないのだなと“母親に成長していく”ということなんだなと思いました。きっと共感しながら見ていただける方もいらっしゃるのだろうなと思いながら、この作品を精一杯作らなければと思っています。
 
ichioshi_02.jpg
【千尋が目指しているのはどんな先生なのでしょうか?】
仲間さん 千尋という人物にも過去に抱えているものがあり、生徒たちそれぞれにも抱えるものがある。そういう人間が生徒たちの前に立って、人に教える立場にある。その気持ちはどんなだろうと考えたときに、「私は学校の先生です」という自信を持つことがなかなか出来ないのではないかと思いました。先生として生徒と接するというよりは、一人の人として向き合っていくのではないかと思います。
留学生を引き取る里親の元に一緒に住んでいる設定ですので、先生の役割もあるけれども家族でもある。常に一緒に日々生活をしていて、「先生でいなければならない」ということはあまり感じない人ではないかと思います。生徒数も少ないので、より近く感じられているのかなと思います。
 

ichioshi03.jpg

【千尋は、辛い過去を乗り越えることができるのでしょうか?】
仲間さん 千尋としてもまだ乗り越えきれていないんですね。島にいて先生をしながら、乗り越えようと努力している最中で、日々つらい過去を思い出している。ふとした時にその気持ちになってしまったり、常にその思いを持って生きていると思います。
この作品をやらせていただいて、子どもを育てることは本当に大変で、決して楽じゃないし、ひとりではできないと強く感じました。どうしても周りに頼ってしまうし、助けて、手伝ってもらいたいし、子育ての話を聞いてもらいたいものなんだなと。この作品を見てどんなことでもいいので何かを感じていただけたら、大変だなと。自分もくよくよしていられないと活力を感じていただいても、また島の自然の豊かさを感じていただいてもいいですし、何かを感じていただけたらうれしいです。
 
ichioshi04.jpg
【仲間さんご自身の、中学生時代の思い出の先生はいらっしゃいますか】
仲間さん 中学から高校に上がるときに沖縄から上京しましたので、中学3年のときの先生が、あまり知らない東京の高校を、忙しい中で一生懸命に探して下さったことにとても感謝しています。女性の先生で、とても元気な肝っ玉母さんといったイメージの方で、いつもみんなに元気よく声をかけてくれたり、私たち生徒が前を向けるように道をつけて下さった先生でした。今でも親しくさせていただいています。
 
ichioshi05.jpg
【このドラマを、子どもたちはどう捉えてくれると思いますか】
仲間さん 子どもたちは…どう感じてくれるんでしょうね。さまざまな事情を抱えた子どもたちが出てきますが、自分の家の隣に住んでいる友達のような感覚で登場する子どもたちなので、より近く感じてもらえたらうれしいですね。

line.gif

 
仲間さんインタビュー後編、いかがでしたか?
千尋先生を演じるうえでの細やかな配慮や、子育ての大変さを強く感じたというコメントが印象的でした。
これからドラマは中盤に入り、千尋は自らの過去の傷と対峙していきます。さらに彰芳が島を出る計画を打ち明け、留学制度を続けることができるのか、試練が訪れます。
そして第4回では夏休みが明けて、恒例の豊年祭で島は盛り上がります!
南の島の風景も、どうぞお楽しみに!
 

「島の先生」番組ホームページ
NHKドラマツイッターアカウント(NHKのサイトを離れます)

 


☆NHKドラマ 編集部イチオシ!☆【→記事一覧へ

ページトップへ