編集部イチオシ

【上野樹里→松山ケンイチ】 大河バトンタッチ会見の小さなヒミツ

【上野樹里→松山ケンイチ】
大河バトンタッチ会見の小さなヒミツ

毎年恒例となった、大河ドラマの主役バトンタッチ会見。今年は「平清盛」の松山ケンイチさん、「江」の上野樹里さんを招いて、11月6日に開催されました。
会見の模様自体は報道陣に公開されているのですが、新旧主役のお二人が楽屋裏でどんな会話をしているのか、プレゼント交換の品は誰が選んでいるのか...気になったりしませんか?
そんなわけで、小さなヒミツをジットリネットリ追いかけるのに向いている、ちょっと気弱なイチオシレポーター・オク(女・アラサー・胃が弱い・花婿募集中)が、『バトンタッチ会見の隠れたエピソード』を探しに行ってきました!

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■松山ケンイチさん&上野樹里さんに粘着!

というわけで、イチオシレポーターのオクです!
先ほどもお伝えしたように、新旧主役の入場から退場まで、バトンタッチ会見自体は全て報道陣に公開されています。テレビや雑誌などで見たぞ、という方もいらっしゃるのでは(原稿が遅くてスイマセン...!!!)。 要するにバトンタッチ会見って、ヒミツがあるどころか『もっと見て!全部見て!』というイベントなんですね。
であれば。報道陣の目に触れない、新旧主役の「入場の前」「退場の後」にしか、ヒミツらしいヒミツは存在しないはず...!
というわけで、会見が始まる前からお二人に粘着するべく、(しくしくと痛む胃を押さえながら)くねくねと細長く薄暗い廊下を歩いて、106スタジオへと向かいました。


スタジオの入り口はこんな感じ。ちなみに「今」「次」というのは、
どのシーンを今撮っているのか・どのシーンを次に撮るのかを表しています。

スタジオの前は番組のスタッフや関係者、そして芸能記者の皆さんで一杯。
松山さんと上野さんは控え室にいる模様ですが、だからといっていきなりマーク開始というわけにはいきません。
今回は【会見の始まる前から終わった後まで、終始ねっとり粘着する】という、ちょっと引かれそうな取材をするため、まずは番組プロデューサーの許可を取らなくてはいけないのです!

「江」の屋敷P、そして「平清盛」の磯Pも、実際にはとっっッッッッッッっっっッッッッっても優しい人なのですが、この人たちに「取材!だめだめ!何考えてんの!」と言われてしまっては、企画自体がボツになってしまいます。
そんなわけで、かなりビクビクしながらも胃薬を追加で流し込み、ついでに「人」という字を三回ほど飲み込んだあと、勇気を出してプロデューサー陣に話しかけてみました。

オク「オハヨーございます!!コレコレこういうわけで、会見の始まる前から松山さんと上野さんにくっついて行って良いでしょうか?」
磯P「いいよー」
屋敷P「はーい」
オク「ありがとうございます!」
...というわけで、あっさりOK。やった!! やりました!!!!
「これで今日はもらった!後は起こったことをまとめて終了だ!」
と胸をなで下ろしたのもつかの間。取材の神様はそんなに甘くありませんでした...。

磯P「取材は別にいいんだけど、楽屋から会見場までが狭い一本道になってるんだよね」
屋敷P「ああ、そのまま松山さんと上野さんの後ろにくっついて行くと、三人目のキャストが入場いたしました的な絵になっちゃうよ」

...こらあかん。ダメ。ゼッタイ。

仮に「三人目のキャストとして入場しても良い」としても、上野樹里さんと並んで満面のフラッシュの前に立つのは、どう考えても無理。胃的に無理。
『松山ケンイチさん、上野樹里さんに続いて、正体不明のアラサーがご入場!』
的な写真がスポーツ新聞に載った日には...
あのシーンに似ている...妹の結婚式で、いまひとつ似合わない和服を着せられたあのシーンに...あの記念写真に...!
というわけで、胃の調子と相談しながら考えたあげく、
「会見の始まる前は取材を断念して、終わってから粘着しよう」
...という結論に至ったのでした。

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■とりあえず会見場へ...。

というわけで。初手からの粘着は断念して、芸能記者の皆さんといっしょに会見場へ入ることにしました。
スタジオには平忠盛(清盛の養父)のお屋敷が建て込まれており、ライトの吊られた天井を見なければ、自分がタイムスリップしたのかと錯覚するほど。


なんというかタイムスクープハンターっぽいですね。

...とはいえセットはセットなので、「ヒミツ」が特にあるわけでもありません。
どうしよう...どうなるんだろう...と頭を抱えたまま、時間通りに会見がスタート。

まずは松山さん、そして上野さんの順にご入場。
松山さんは草履のまま、豪快に大またでの登場です。撮影がけっこう進んでいるせいか、すでに「平清盛」というキャラクターになりきっている印象。その後に上野さんが、落ち着いた雰囲気で微笑みながらご登場...素敵!!
と見とれている間もなく、新旧主役お二人の挨拶と、エールの交換が始まりました。

上野:バトンタッチ式を目の前にして、「江」もいよいよ終わるのだな、という感じがしてきました。そして松山さんはすっかり「平清盛」の作品世界に入られていますね。今までにない松山さんが見られるのではないかと、私も楽しみに待っています。日本中のみなさんも楽しみにしていると思いますので、がんばってください!

松山:がんばります!!(大きな声で)
大河ドラマは勇気や元気、前向きな気持ちなど、大事なものをずっと視聴者のみなさんに届け続けてきたと思います。それを演じきられた上野さんに励ましの言葉をもらって、気が引き締まります。今はもう14話を撮影していて、だいぶ清盛としても慣れてきました。応援よろしくお願いします!


松山さん、上野さんお二人の素敵なコメントに、仕事を忘れて「ほわー」としてしまいましたが、よくよく考えなくても、ここからはヒミツが何も出てきません...。

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■松山ケンイチさんへのプレゼントは...特大の越前ガニ!

ヒミツを見つけられないまま淡々とイベントは進んでいき、記念品の交換セレモニーへ。
まずは、「江」から「清盛」へ、特大越前ガニが贈られることになりました。


カニ!カニカニ!!!

立派なカニに驚く松山さん。
しかし、ここで「平清盛」番組広報のIさんからショッキング?な説明が。

広報I:実は今日が越前ガニ漁の解禁日でして、いま漁師さんがカニを捕っているところなんです。なので、今日お渡ししたカニはレプリカです。後日、ピチピチのカニを現場に差し入れするので、それで力をつけていただければ...とのことです!

「えぇ~。本物かと思った」
と笑ってしまう松山さん。会場からも笑い声が洩れてきます。

ここで、ヒミツその1発見!!!!!!!
どうしてカニをプレゼントすることにしたのでしょうか。そして、届いた後は誰が調理するのでしょうか。鍋にしたんでしょうか。焼いたんでしょうか。気になりますよね?
お願いですから気になると言って下さい!!!

というわけで「気になる」という皆さんのリクエストにお応えして、この「越前ガニ」について、「江」の屋敷プロデューサーに話を聞いてみました。

line_top.gif 屋敷さん、どうしてカニなんですか?
屋敷Pいわく「越前ガニと言えば、福井県の冬の味覚。江たち三姉妹が市や勝家と過ごした場所ですから、三姉妹も食べていたかもしれません」とのことです。 うーんなるほど、練られてますね!!!!
そしてカニの行方(?)についても後日尋ねたところ、会見の数日後、松山さん宛てに見事な越前ガニが届いたそうです。それを松山さんが、平家一門&スタッフに振る舞ったのだとか。
そして注目(?)のカニの調理法ですが、消え物(ドラマ中で出演者が食べる食事)の美味しさでは名高いNHK。料理スタッフが腕によりをかけ、旬の旨味を損なわないよう、蒸しガニにしたとのこと。
現場で大好評だったそうですが...残念ながら、オクはありつけず...(涙


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■上野樹里さんへのプレゼントは...広島の化粧筆!

カニの贈呈に続いて、次は「清盛」から「江」へ、桐の箱が渡されました。
上野さんが箱をあけると、中から黒い包みが。
それを開くと「熊野筆」の化粧筆がひとそろい...!!!


上野さんのお名前入りです!

そして筆をよく見ると、一本一本に「上野樹里」の名前が刻まれています。
「うわぁ、すごい。素敵!!」と感激する上野さん。

ここで、ヒミツその2発見!!!!!!!
この筆、一体誰が選んだのでしょうか。
どういう理由で選んだのでしょうか。
さっきも気になりましたが今回も気になりますよね?
気になると言って下さいますよね!!!!

というわけで、「気になる」という皆さんのリクエストにまたまたお応えして、「化粧筆」について、「平清盛」の磯プロデューサーと落合プロデューサーに話を聞いてみました。

line_top.gif 落合Pが見つけた化粧筆
大河ドラマはとにかくスケールが大きいので、準備にもそれだけ時間がかかります。
番組の落合Pは(厳島での撮影を準備するべく)1年以上も前から広島に通い続けているのですが、その際に「広島の化粧筆が、海外の一流メイクアップアーティストにも愛用されている」という話を知ったのだそうです。
その後、この筆が国民栄誉賞の記念品として贈られることが決まり、今では広島を代表するお土産になりつつあるとか。2012年の厳島を代表する!?平清盛にふさわしいプレゼントですね。
ちなみに落合P、奥さんにも一本買って帰られたのだとか。ネームは入れなかったそうですw。


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■質疑応答の様子も少しだけお伝えします

というわけで、皆様のリクエストに応えて、カニと化粧筆のヒミツを見事に解明! やはりオクはやればできる子!ということで胸をなで下ろしました(ホッ)。
ここで一休みというわけではありませんが、報道陣から新旧主役へ投げかけられた、質疑応答の模様を少しだけお伝えします!

Q.体調を維持する秘訣は?
上野:それはもう、ありとあらゆることをしました(笑)。役者陣同士で情報交換をしたりして、いろんなことをやりましたね。

松山:そうですね、一番大事なのは、撮影が押さないことだと思います(笑)。時間通りに撮り終わって、ちゃんと家に帰って、良く寝る。きちんと時間通りに始まって、時間通りに終わること。だらだらと4時までやってちゃ~ダメだと思います。ですよね、撮影部のみなさん!!(笑)


松山さんのこのトークで、会場は爆笑に包まれました。心なしか、スタッフさんが一番笑っていたような...! ちなみに番組の磯Pも『コリャ~参った!』と言う感じで苦笑いしていましたw
そして合いの手を入れるように、「江」の屋敷Pが一言。

屋敷P:「江」はそんなに押さなかったよね?
上野:いや......(苦笑)


上野さんの答えにがっくりの屋敷P。ここでもまた笑いが起こっていましたw

Q.チームワークを良くする秘訣は?
上野:掛け持ちで出てくださっている役者さんも多かったので、普段からお付き合いできる時間はあまりなかったですね。本番で、いかに集中した時間を共有できるかが大事だと思います。いい芝居をすることが、一番かなと。

松山:「平清盛」は女性が少なくて、男だけでタベっていることが多いです。汗臭くて、男子校みたいな感じです(笑)。でもそれが、平家一門の話の雰囲気につながっているような気がします。そして、上野さんの言うとおり、本番にいい演技をすることがやっぱり大事だと思います!


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■そして会見も終わり...今度こそお二人に粘着!

質疑応答が終わると、ラストの記念撮影へ。
カニを持った清盛公と、筆を持ったキュートな上野樹里さん。
よくよく考えれば不思議な構図ですが(笑)、スタジオ全体がホンワカした空気に包まれているおかげか、違和感は全くありませんでした。

記念撮影が終わり、会場を去っていく松山さんと上野さん。
これはチャンス!と、オクもその後ろについて歩きます。
やっと粘着してヒミツを探ることができる...と思いきや、上野さんと松山さんは控え室に戻らず、報道陣が行き来するスタジオ外の廊下で、和気あいあいと立ち話を始めました。

「健康維持にはどんなことを...」
「あれはこうすると良いですよ...」
「グレープフルーツで特製ドリンクを作ってるんだけど...」


短いバトンタッチ会見でしたが、新旧主役のお二人はすっかり打ち解けたようで、仕事や演技について、楽しそうに話しておられました。
これじゃまったくヒミツがないですね。残念。

というわけで今回のレポートでは、カニと筆のヒミツ...を解き明かすことができました。
これだけでも読者の皆様に喜んで頂けたとは思うのですが、結局松山ケンイチさんと上野樹里さんのヒミツは発見できず。
でも。でもですね。
ヒミツがない、ほがらかな雰囲気
こそが、大河ドラマの楽しさを支えるヒミツなのだな~ということが解りました。

さて綺麗にオチがついたところで、胃痛もなくなったので晩ご飯に行ってきます!
またお会いいたしましょうッ!!デハッ!!!!


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【関連リンク】
大河ドラマ「江」HP
大河ドラマ「平清盛」HP
 


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