ドラマ10 ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~

ドラマ10 ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~

ドラマのみどころ

ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~

ミステリー作家・若竹七海が20年以上に渡って描いてきた
「女探偵・葉村晶シリーズ」 初のテレビドラマ化

主人公・葉村晶(はむらあきら)、34歳独身。ミステリー好き。生活は質素。訳ありの転職、転居十数回…。今はミステリー専門書店MURDER BEAR BOOKSHOPのバイト兼、書店のオーナーが冗談で始めた〈白熊探偵社〉の調査員として働いている。葉村は何かと災難に巻き込まれ、周りから『世界で最も不運な探偵』と面白がられるが、事件と対じする中で、彼女自身の人生とも対じし、タフに、そして優しく生きていく。

「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」シーン写真

シシド・カフカ ドラマ初主演!ハードボイルドな女探偵を演じる

【シシド・カフカさんからのメッセージ】

最初に主演というお話を頂いた際は、“まさか自分が”と夢にも思っていなかったので驚きました。
ハムラアキラについては、探偵役ということで今までに演じてきた役柄とは、また違った印象ですが、探偵という仕事柄、私生活からゆるみのないところなどは自分と共感する一面もあります。
クランクインにあたって、リズム感や間合い、ライブ感を楽しみつつ、これから自分の中でのハムラアキラを膨らませていきたいと思います。

「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」シーン写真

原作者のことば 若竹七海

葉村晶を登場させたのは1994年のこと。バブル景気は終焉したものの、震災や大規模テロ、少子高齢化以前、Windows95やグローバル化の直前。女性の労働力はさほど期待されておらず、働く女性への偏見が根強かった時代です。当時、自立した女探偵は欧米ミステリのトレンドでしたが、そのまま日本に持ち込むと絵空事めいてしまう。だから当初、葉村は「事件に巻き込まれたフリーター」でした。三年後、葉村は女探偵となりました。彼女の武器は記憶に残らない容姿と調査を手加減しないこと。欧米の先輩女探偵たちと違い、警句や自己主張は心の中で吐き、少ない収入内できちんと暮らす。日本社会での女探偵像をリアルに描こうとした結果ですが、こんな地味なヒロインも珍しいでしょう。そんなわけで、葉村晶が映像化されることになって、いちばん驚いているのはおそらく作者の私です。新しい時代の、新しい「ハムラアキラ」がどんな世界を見せてくれるのか。期待しています。

脚本家のことば 黒沢久子

ずっとハードボイルドを描きたいと思い続けてきました。飛びっきり格好いい探偵を登場させたいと。その夢が、若竹七海さんの原作とシシド・カフカさんを筆頭に個性豊かなキャストの皆さん、演出の大橋さん、チーフ・プロデューサーの三鬼さんはじめ、NHK名古屋局のスタッフの皆さんと共に実現しようとしています。完成した1話を観たとき、関わる人全てがそれぞれに思い描いた『ハムラアキラ』の集合体がそこにいると思いました。このチームはやばいくらい熱いんです。それはきっと、この理不尽な世の中を生き抜くには、「ハムラアキラ」が必要なのだと思っているから。観続けてもらえれば、その意味が分かってもらえると思います。どうか、一人でも多くの方に愛される作品になりますように。

音楽家のことば 菊地成孔

女性が主人公の本格探偵ハードボイルドもので、主人公を演ずるのはシシド・カフカさん(衣装写真付き)」という情報だけで、音楽をイメージし、スタッフさんにプレゼンして、そのままレコーディングさせていただきました。大変不勉強ながら、原作も、山のように送られてくる音楽へのオーダー表も、シナリオ完成稿すら読んでおらず、とまれ、音楽は演劇の伴奏BGMではないので、作品の真芯さえ捉えていれば、どこでどう使われようと正確に機能すると思ってます。素晴らしい機会を下さった関係者の皆さんに感謝します。優れた作品になれば良いなあ、と祈念しております(まだ観てないので)

制作統括のことば 三鬼一希

今回のドラマ10は、若竹七海さんが20年以上かけて描かれてきた「女探偵・葉村晶シリーズ」が原作です。その原作に潜む「人間の悪意」に、主人公・葉村晶が激しくぶつかり、果敢に挑んでいく姿を描く物語です。制作に先立ち、探偵の方に取材し感じたことがあります。「探偵という職業は人助け、人間そのものを愛していなければできない職業なのだ」と。ドラマ初主演となるシシド・カフカさんに「厳しい中にも優しさがある」探偵を熱演していただきました。また個性豊かなレギュラー陣、多彩なゲストの皆様の素晴らしい演技をえて、新しい時代の「探偵物語」をお届けできることを嬉しく思っています。ハムラアキラの活躍を、ご期待ください!

演出のことば 大橋守

原作者の若竹氏は「どうぞ煮るなり焼くなりお好きなように」と涼しい顔。だが毒気濃厚なストーリーは調理法を間違えると致命的。……ここは『毒をもって毒を制す』しかあるまい!猛毒を含む黒沢氏の本と劇薬そのものの菊地氏の音楽。『まぜるな危険』な両者に育まれ、ヒロインとして見事、開花したシシド・カフカ嬢の冷たい美しさクールビューティーはTV界への『2020年の挑戦』中毒性の高い危険番組ゆえ、週一回の用法用量を守り、残さず最後まで服用してください。

「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」シーン写真

放送予定・スタッフ

【放送予定】
2020年1月24日(金)スタート(連続7回)
総合 毎週金曜 よる10時から10時49分
【原作】
若竹七海
【脚本】
黒沢久子/木田紀生
【音楽】
菊地成孔
【出演】
シシド・カフカ
間宮祥太朗 池田成志 津田寛治 板橋駿谷 松尾貴史 中村靖日 大後寿々花 浦上晟周/
中村梅雀 ほか

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