新春1月3日(月)よる9時 放送!
気づけば、もう年の瀬が迫ってきました。
あと1週間もすれば、正月3日の「幕末相棒伝」放送日です。
雨ばかり降る、蒸し暑い夏の京都で撮影していたのが、ウソのように寒くなってきた今日この頃。
ということで、本日のブログの本題は・・・
雨のシーンはどうやって撮るの?
という、皆さまの疑問にお答えいたしましょう。
ちょうど雨が降ったから、これは好機!と言いながら急遽スケジュールを変更して、雨の場面を撮影することはタマにあります。
でもカメラを通してみると、普通に降っているくらいの雨では物足りないなんてことがよくあって、大抵は「雨をふらす」ことが多いのです。
この写真ではホースの先にシャワー水栓がついた器具を使って、空中に水をまくような感じで「雨ふらし」をやっていますね。カメラ前だけ雨粒が欲しい時は、このホース1本でも十分な雨に見えることもあります。
しかし今回、私たちが撮影したいのは「土砂降り」です。
なので脚立に登ったスタッフが何人もいて、あちらこちらから「雨ふらし」を行います。ホースの数だけ降雨量が増えるわけですね。
画面の奥では雨が降っていますが、手前の地面は乾いているのがお分かりになるでしょうか。手前に立っているスタッフは、普通のTシャツ姿で傘もさしていません。
でも、奥の撮影現場はこんな感じで、けっこうな雨。
本番前に雨がちゃんと見えるかどうかをチェックする「雨テスト」中です。
雨合羽を着てないと一瞬でずぶ濡れになってしまうくらいの雨が降っているので、先ほど別カットの撮影で濡れてしまった瑛太さん(画面右端)は、バスタオルを肩にかけて「雨テスト」が終わるのをじっと待っています。
で、出来上がった画面を見るとこんな感じ。
お堂の軒下で雨宿りする龍馬と土方。軒の外は見事な土砂ぶりの雨になってますね。
さらにこのあと二人は軒下を出て、この大量の雨を全身に浴びることに・・・。
なので、雨をもっと降らせ!となりまして、、、、
クレーン車や散水車まで動員して「雨ふらし」を行う様子は、まるで消防署の出初式みたいに壮観でした。
いくら夏とは言え、夜半にこんな大量の水を浴びる役者さんはかなりキツイはず。
でも瑛太さんも向井さんも、冷たい「雨ふらし」に何時間も耐えて、素晴らしい演技を見せてくれました。
ホント、役者さんの根性はハンパないです。
この「大雨ふらし」がどんな映像になっているかは、ぜひドラマをご覧になってご確認下さい!
12/31(金)昼12:15~(総合)
永山瑛太さんが「土曜スタジオパーク大みそかスペシャル」に生出演!
どんな発言が飛び出すか? ドキドキの年の瀬です。
正月時代劇「幕末相棒伝」(89分)
2022年1月3日(月)よる9時 総合テレビ にて放送
番組HPはこちら⇒「幕末相棒伝」ホームページ
5分動画「幕末相棒伝」完全ガイド(YouTube)⇒ 魅せます!最強のバディ龍馬と土方
投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:00 | カテゴリ:幕末相棒伝