新春1月3日(月)よる9時 放送!
今日のブログはHディレクターの担当です。
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今回のドラマは、普段入れないようないろんな場所でロケをさせてもらっています。
「幕末相棒伝」最年長のスタッフである丹羽邦夫さんがロケコーディネートをしてくれていますが、ベテランスタッフが長年にわたって地元京都と信頼関係を築いてきたからこそ、お借りできる場所も少なくありません。
この写真は言わずと知れた、重要文化財である二条城・二の丸御殿唐門。
ここでは、将軍慶喜を乗せた籠行列が出立する場面を撮影させていただきました。
こちらは、二条城・広間の設定で撮影させていただいた、聖護院の宸殿。
三の間・二の間の奥に、広い上段の間がある立派なお座敷でした。
とにかくベテランスタッフのおかげで、襖一枚がウン百万円とか、この柱を傷つけたら修理するには建物ごとの修理になるので、柱一本プライスレス!という危険極まりない、じゃなく、とーっても貴重な文化財の寺社仏閣をお借りできるんです。
京都のスタッフは皆さん慣れているとはいえ、そういった貴重な文化財での撮影時にはプロデューサーの山ちゃんがしっかりとスタッフを監視し、緊張感が漂います。
そんなロケ地のひとつに山科の毘沙門堂があります。こちらは襖が大変貴重なものであるため、その襖を開けるお芝居があったのですが、それは俳優部ではなくスタッフが代わりにやるほど、慎重に撮影しました。
その貴重な襖の一つがこれです。
この襖絵が毘沙門堂さんの言わば名物になっています。
普通は、「竹に雀」「梅に鶯」など木に合った鳥の絵が描かれるのですが、ここの襖には、敢えて樹種に合わない鳥の絵が描かれています。
「鳥が合わない」ことから、
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「取り合わず」となり、
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いつしかこの座敷が、会うつもりのない客人を通すお部屋になっていたそうです。
ここで待たされた人は、いつになっても相手が現れず、途方に暮れてしまうとのこと。
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それでここは「あわずの間」と呼ばれているそうです。
さすが京都人!という感じのお話ですね。いけずの極みです。(注:あくまで個人の感想です)
ドラマのどんな場面でこの部屋が使われているかは、観てのお楽しみ!
襖のディテールも良く見てくださいね。
劇中に登場するいろんなロケ場所を観るだけでも、きっと楽しめると思いますし、
ドラマを観た後にロケ地巡りをするのもよろしいかと。
<この日のロケ地>
二条城 =京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
聖護院 =京都市左京区聖護院中町15番地
毘沙門堂=京都市山科区安朱稲荷山町18
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このあと夜7:30~ (総合)
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はたして副長は、チコちゃんの5歳児質問攻撃をかわせるか?
正月時代劇「幕末相棒伝」(89分)
2022年1月3日(月)よる9時 総合テレビ にて放送
番組HPはこちら⇒「幕末相棒伝」ホームページ
5分動画「幕末相棒伝」完全ガイド(YouTube)⇒ 魅せます!最強のバディ龍馬と土方
投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:30 | カテゴリ:幕末相棒伝