スタッフブログ

★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。

よるドラ「のほほん」 音楽のはなし・阿佐ヶ谷姉妹インタビュー

1116asagayablog_01.jpg


よるドラ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」
挿入歌「Neighborhood Story」のミュージックビデオが本日解禁しました!

曲は劇伴もご担当された髙城晶平さん(cero)、王舟さんにお願いしました。

そして、歌を担当されたのは、阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子さん&木村美穂さん)のおふたり。
普段の姉妹とは違った一面が見れるこの挿入歌、曲を聴いた感想やレコーディングの様子などをインタビューしました。


 Q.初めて曲を聞いたとき、どういう印象でしたか?

江里子さん:
私たちが歌うと知って作っていただいたのに、あえてこの曲調だったり、世界観だったり。びっくりもしたんですが、とっても感動して。なにか私たちの日常が少しだけドラマチックに彩られるというか、非日常な部分も際立たせるというか。おしゃれな曲だけど、コーラスや歌詞に私たちと重なっている部分もあって、グッとくるものがありました。

美穂さん:
いつも童謡とか明るめの曲を歌うことが多かったんですけど、ちょっとアンニュイみたいな、メロウなおしゃれな曲だったので、最初聞いた時、これを私たちが歌えるのかしらって。

江里子さん:
ほんと。私たち普段から歌を歌うことが多いんですけど、今回出来上がった曲はいつもの阿佐ヶ谷姉妹の声のようでそうじゃないみたいな。新鮮でしたし、ドラマの最後に流れる曲として、スパイスになる良い作品をいただけたなって感謝しています。やだ、ちょっとアーティスト寄りのしゃべり方ね、ごめんなさい。

美穂さん:
もうアーティストね。アーティストぶっちゃって。

Q.レコーディングはいかがでしたか。

1116asagayablog_02.jpg

江里子さん:
最終的には…ノリノリで歌わせていただきました。ちょっと目をつむって歌っちゃたりなんかして。

美穂さん:
こういった曲調を歌ったことがなくて、最初すごく緊張しちゃいまして。

江里子さん:
そう、最初は肩にも喉にも力が入っちゃってね。

美穂さん:
緊張しちゃって。体の力を抜いて歌わなきゃいけない曲調だったけど、ガチガチでね。

江里子さん:
髙城さん王舟さんに「もっとだらーんと、アンニュイでいいと思います」って言っていただいて、それでどんどん力が抜けていったという感じですね。褒めて伸ばしてくださるのね、おふたりが。「最高ですね~」なんて、なんとかのせていただいて。

美穂さん:
のせ上手でね。

江里子さん:
のせ上手。それで少しずつ肩の力がほぐれて、喉もほぐれてなんとか最後まで歌えて。美穂さんはコーラスが多かったじゃない?

美穂さん:
コーラスね。そうちょっと。

江里子さん:
いつもは私がハモることが多くて、美穂さんは主旋律を歌うことが多いんですけど、今回は美穂さんのコーラスがダブルで重なったりする所もあって、初めての体験でした。

美穂さん:
最後のほうはハモリがよく分からなくなって。ハモるパートに慣れてないので主旋の音につられちゃってね。何度も歌ったから、あの合間に食べたお茶菓子、“ういろう”がしみてね。

江里子さん:
ああ名古屋からね。スタッフさんに持ってきていただいた、ういろう。

美穂さん:
栗が入ったあのういろうがしみてね。

江里子さん:
ほうじ茶もご用意いただいていたのよね。だからあれよ、休憩時間にスタジオにいる人達で流行っちゃったのよね。ほうじ茶と栗ういろうをペアで頂くのが。

美穂さん:
しみたわ〜あれでまた元気になって歌えました。

江里子さん:
あのお茶セットがね。私たちをなんとか最後まで歌わせてくれたわね~。

Q.歌詞の中で、お気に入りのフレーズなどありますか?

江里子さん:
阿佐ヶ谷って地名こそ出てないんですけど、“この街”をオシャレにアップデートした表現だなと思えるところが歌詞の節々に。【張り子のお空に 星飾り】っていう素敵な詞があって。

美穂さん:
素敵ね。

江里子さん:
深夜、阿佐ヶ谷駅からちょっと歩いた位の所でふと見上げた時のお空かしら、なんて私は思ったり。いつも見ている風景でも、ちょっと物悲しかったり、ちょっとカッコよかったり。ぼーっとしている私たちでも、朝とか夜とかに一瞬そのアンニュイな地元の空気感を嗅ぎとる時があるんです。歌詞もですが、歌の掛け合いになっている様な所もあってね。

美穂さん:
そう、全部一緒にハモっているんじゃなくて、一人一人だったり、二人になったり、コーラスがいっぱいになっている所もありまして。そこにふたり暮らし感も乗せていただいた感じがして、ありがたく思っています。

Q.皆さんにメッセージをお願いします。 

1116asagayablog_03.JPG

美穂さん:
いつもの姉妹とは違う一面の曲調というか歌になっていて、姉妹があまり普段見せないアンニュイさとか気だるさとか。恥ずかしいんですけど、こう悲しく歌ったり、ちょっと力強く歌ったりとか、アドバイスいただきながらいろんな感情をのせながら歌っていますので、一緒に口ずさんでみたりしていただけたら嬉しいです。ちょっと難しいんですけど、ふんふん鼻歌とかで。

江里子さん:
そう、ちょっと鼻歌にのせてみたくなる感じなのよね。秋風を感じたり、これから寒い風を肌で感じるような朝方だったり、夕暮れだったり、夜の街並みだったり、ふとした時にこの曲が頭に流れてくれたら嬉しいなって思いますね。“阿佐ヶ谷姉妹なのに阿佐ヶ谷姉妹じゃない”パラレルワールドの姉妹が歌っているそんな曲調にもなっているので。ドラマのエンディング、この曲と一緒になにか色々なものを感じ取っていただけたらなと思います。

美穂さん:
また真面目に言って!

江里子さん:
あらまた!そうそうこの曲、カラオケでも歌えるようになれたらね。私たちも阿佐ヶ谷の街を歩くたびに、この歌をぶつぶつ、ぶつぶつ、つぶやきながら皆さんに広めていきたいわね。

美穂さん:
カラオケで、みんなで歌えたらいいわね。

江里子さん:
ドラマとともにこのおしゃれな歌が広がっていってくれたらと思います。
あらやだ、気取っちゃいました今。ごめんなさい、もうほんとに。

美穂さん:
すぐ気取っちゃうから。すいません、ほんとに。


ミュージックビデオは番組HPまたはNHK公式YouTubeチャンネルなどからご覧いただけます。
ぜひおふたりの歌声もあわせて、月曜のよる“のほほ~ん”とお楽しみください♪

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

 asagaya_p.jpg

【原作】「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」阿佐ヶ谷姉妹 著
【脚本】ふじきみつ彦
【音楽】髙城晶平(cero)・ 王舟
【語り】きたろう
【出演】木村多江 安藤玉恵 / いしのようこ 中川大輔 楠見 薫 山脇辰哉 / 宇崎竜童 研ナオコ ほか

【制作統括】三鬼一希 櫻井壮一
【プロデューサー】堀内裕介
【演出】津田温子 新田真三 佐藤譲

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし

月別から選ぶ

2022年

開く

2021年

開く

2020年

開く

2019年

開く

2018年

開く

2017年

開く

2016年

開く

2015年

開く

2014年

開く