こんにちは!
本日は第4回放送にて強烈な印象を残す、ジュダ役の成河さんのインタビューをお届けします。
今週の放送と合わせてぜひチェックしてみてください!
●ジュダは一言でいうとどんな人物だと思われますか?
本当の寂しさを知ってるひと、でしょうか。
●原作でも強烈な印象を残しているジュダですが、役作りはどのようにされましたか?
また、演じられてみていかがでしたか?
闇落ちした高柳、だと思って取り組みました。高柳と完全に同じ場所にいて、反対の結論を出したひと。高柳と同じく、とても孤独なひとだと思いますが、その分、ひとの感情の裏も表もよく見えて、高柳とはまた違った方法でそれぞれに心を寄せ、解決することが出来る、とても魅力的なキャラクターだと思いました。
●撮影時のエピソードを教えてください。特にジュダの店での高柳先生とのシーンは台本何ページ分にも渡っていましたが、山田裕貴さん(高柳先生役)、川野快晴さん(近藤陸役)の印象や現場でのご感想などもあればお願い致します。
薄着にサンダルだったので、とにかく寒かったです。「人間の悪性」について語る場面は、監督から舞台のように大きく動いてくれと指示を頂き、長回しでスリリングでしたが、とてもやり易く、充実しました。山田さんの憂いと決意の眼差しにはエンジンを貰いましたし、川野くんの純粋さには、人間というものの愛おしさを思い知らされました。
●テレビドラマにおけるお芝居と舞台におけるお芝居は、演じられるうえで違いがありますか?
大きな違いは「責任感」の持ち所だと思います。舞台では、お客さまに向けて最後にバトンを渡すのが俳優なので、作品に対しての責任感をどう自分事として持てるかが大事になってくると思います。対して映像における最後のバトンを持つのは「編集」なので、俳優は作品に対して、いかに無責任で自由な発想を持ち続けられるかが大事なのではないかと思っています。
●成河さんの人生のモットーと、日頃のリラックス法を教えてください。
人生のモットーは、「人と共に在る」。
一番リラックスしていられるのは、舞台の稽古をしている時です。
●人が生きていくうえで大切だと思うことを教えてください。
他人と生きていく、ということで言うと、何よりも大切なのは「正直さ」だと思います。自分にも他人にも正直でいることで、私たちは傷だらけになります。だけどその傷を共有することで初めて、他人と生きていけるのではないかと思います。物語、というのは例えばそのためにあるのだろうと思います。
●第4回の見どころや視聴者の方へのメッセージをお願い致します。
高柳にとっても大きなターニングポイントになる回なのではないかと思います。ジュダと対峙した時の彼の心の動きと、それを受けての今後の選択にご注目ください。
成河さんご出演の「ここは今から倫理です。」第4回は、今週2月6日(土)よる11時30分から放送です。
ジュダとのストーリーの結末にも注目しながら、ぜひご覧ください!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:16:45 | カテゴリ:ここは今から倫理です。