スタッフブログ

続編決定「岸辺露伴は動かない」テーマは"手作り"です!

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ドラマ「岸辺露伴は動かない」の新作となる4~6話の放送が12月に決定しました!
昨年末に放送しました1~3話に引き続き、今回も演出を担当します渡辺です。
続編の決定を受けまして、昨年の7月から8月にかけて行われた第1弾の撮影舞台裏を今回のブログでは、ご紹介します。

この作品の大きなテーマのひとつは「手作り」。
できるだけ「シンプル」に、「アナログ」感覚で、「肌触り」のある表現を追求しようというのが合言葉でした。
本物の「本」を出演者の皆さんの顔に貼り付けた「ヘブンズ・ドアー」はその代表的なもの。
それぞれのキャラクターに合わせた紙質やフォント、文体を選ぶ。アップにならない部分にも彼らの人生や記憶を反映した言葉を丁寧に記していく。
1話の冒頭だけに登場する泥棒たちにも、それぞれの人生があります。アップになる箇所は少ないですが、二人が歩んできた歴史はヘブンズ・ドアーに凝縮されています。
まさに「大切なのはリアリティ」。露伴先生の理想を求めて、私たちのトライも続きました。

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手作りのチャレンジは他にも随所にあります。
たとえば…。
第2話「くしゃがら」で一瞬登場した「志士十五の喉の奥で動く不気味な黒い物体」、覚えていますか?
台本には、
「顔を近づけてすごんだ十五の口の奥が一瞬見える。
喉の奥、舌ではない、うごめく黒い塊のような何か。」
と書いてあります…。
これどうする? やっぱりCG? うーん。 森山未來さんの喉に何かくっつける? いやいや。 音だけで表現する? それもなぁ…。 本当にやるの? うーん。
色々なアイデアが出ては消え、出ては消えましたが、最終的にはこうなりました。

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↑実際の喉の写真

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↑喉の模型&黒いヤツ

実際の喉の写真をモデルにして大きな喉の模型を作り、その中に黒い塊を入れて紐や棒で操る。
実にシンプル。これぞアナログ。

そしてそれを、特殊造型の梅沢壮一さんの指揮と共に演出部総出で操ります。
黒い塊①を操る人。黒い塊②を操る人。喉を動かす人。舌を動かす人。人形劇のようにそれぞれが担当のパートをぐにょぐにょと動かします。

「右の黒い塊!前後の動きを大きく!」
「左はもう少しうねるように!」
「舌のローション、もうちょっと足そう!」
「もっとくしゃがらっぽく!」
「『くしゃがらっぽく』って何?」「我々は今、なにをやっているのだろう」などと疑問を感じることなく(たぶん)、ひたすら理想の「黒い物体の動き」を追い求めた2020年の夏でした。

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こうして心血を注いで撮影した「喉の奥の黒いヤツ」、本編中での使用はわずか2カット、たった2~3秒。
でもトライして良かった。
ベストの選択でした。

大の大人が寄ってたかって、傍目にはどうでもいいこと(でもとても大切なこと)を「あーでもないこーでもない」と必死に試行錯誤しながら汗を流すのは、とても素敵なことだなぁと感じた日々でした。
スタッフの皆さま、楽しんで取り組んでくれてありがとう。

視聴者の皆さんの後押しがあったからこそ実現できた第2弾。もう一度「岸辺露伴の世界」に入門できること、本当に感謝しております。

新作でもシンプル&手作り&アナログな心意気は変わりません!
ただいま絶賛準備中です。どうぞご期待ください!

⇒「岸辺露伴は動かない」新作、12月放送決定!(ドラマトピックス)


「岸辺露伴は動かない」

⇒番組ホームページ

⇒番組掲示板

投稿者:スタッフ | 投稿時間:01:35 | カテゴリ:岸辺露伴は動かない

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