アシスタントプロデューサーのTです。
第四回の放送はお楽しみいただけたでしょうか。
自身の知らなかったおまつの姿を知り、悲しみ、悔しさから震えるように唸っていた藤吉。長年付き添ってきた夫婦でもそういうことってあるんですね? 自分は未婚なのでよく判らなかったのでベテランの先輩に聞いてみると「ああ、あるよ」とのことでした。自分も結婚したら遭遇する出来事なのかと、将来の参考にしようと思いました。
それから、去定とつぐみは親子ではありませんでしたね。いつものお雪の早合点。でも、つぐみの両親である多聞、お律たちと去定の間には何かありそうです。こちらも引き続き気になりますね。
さて、第五回は、津川先生が中心のお話になります。
日々忙しく働く津川に、ひょんなことから、婿入りの誘いが来ます。医者とは何だろうと自分自身を見つめなおしている矢先の津川にとって、大いなる人生の選択になりました。
津川は結婚するのか!? 仕事を優先するのか!?
「赤ひげ」で恋模様なんて、いつもと少し違う物語が展開しますよ。
そこで、今回は、津川玄三役、前田公輝さんに第五回の感想を聞いてみました。
―――「赤ひげ3」では、今まで以上に忙しく、養生所の金勘定や、つぐみの指導など、パート2の時とはまた一つ立場が変わりました。その辺りを、どのように意識して演じられましたか?
前田公輝 当初は噂好きの格好付けで自分の心を見られることを恐れ、思ってもいない憎まれ口を叩き、養生所に居ながらも1人で生きていたような津川でした。それがこんなにも人を信じ、愛しながら無知と貧困と戦う医者に成長していることに、台本を開きながら毎話感動しておりました。格好良いとも思いました。
演じる僕自身が、今の津川玄三に負けないように、役に抜かされないように、誠実に向き合いながら造りたいという気持ちで臨みました。
―― 今回は、津川先生が人生の岐路に立つ話です。前田さんご自身、そんな経験をされたことはありますか?
前田公輝 6歳の時に受けたオーディションに落ち、悔しくて悔しくて、それを心のバネにしました。また16歳の時、初めて映画で主演を頂いて、いっぱい怒られもしたのですが、本気で俳優を一生の仕事にしたいと思うようになりました。
―――第五回の見どころをお聞かせください。
前田公輝 メイン回なので全シーンです。(笑)本来の津川らしさ、掛け合い、おみつと二人のシーンの空気感、恋が進むドキドキしたあの頃の気持ち、ラスト、等々。
命の最前線で戦うからこそ、選択をしていく成長した津川を、是非穴の開くほど観てください。
前田公輝さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました!
こちらは、あるシーンの本番前の一コマです。
つぐみと津川が、寝ているため無防備な入所病人・太一(井上祐貴さん)にちょっかいをかけているところ。
新型コロナウイルス対策で通常の撮影よりも大変なこともありましたが、全員で協力し、撮影は終始和やかなムードで行われていました!!
BS時代劇「赤ひげ3」第五回(連続七回)
11月20日(金)20:00から BSプレミアムにて放送です!
BSプレミアム・BS4K 11月20日(金)20:00~
(再放送 11月22日(日)18:45~19:28)
投稿者:スタッフ | 投稿時間:21:00 | カテゴリ:赤ひげ3