新米APお松です。
土曜時代ドラマ「螢草 菜々の剣」もいよいよ折り返しを過ぎました。
今回スタッフブログでは
存在感を放つ美術セットの図面の一部を公開いたします!
第四回で菜々・正助・とよの3人で精いっぱい掃除したあの“崩れそうな家”です!
図面と本編での実際のセットと見比べてみると面白いかもです。
このあばら家は第五回でさらにビフォーアフターを遂げたりします。
個人的にこういった図面が大好きなので、ずっと見ていられますね・・・。
春の就職活動に向けてたくさん調べものをしている学生さんを見かけるようになりました。
ドラマは一本つくるのに、総勢100人を超える人が関わります。
こういったセットの図面を引くのは、
映像デザイン(エンドロールでは「美術」とクレジットされています)の仕事です。
スタジオに入って、組まれたセットを初めて見たときは圧巻でした。
限られたスタジオのスペースにパズルをはめるようにセットを組んでいくので、
迷路のように入り組み、
日向屋の隣に升屋が建てられていたりと、
一種のアトラクションのようで、彷徨うだけで楽しいのですが、
そこには様々な計算と多くの人の知恵と工夫が詰まっていました。
図面通りにセットを組み上げ、汚しなどの味付けをするのが「大道具」。
その場所にあるであろうものをイメージして用意するのが「小道具」。
作品ができるまでの道筋を1年前の自分は全く知らなかったので、衝撃を受けたものです。
表面に見えている以上に仕事ってたくさんあるのだと気づかされました。
第四回で正助・とよを養うために、菜々も働くことを決めました。
でもそれは決して平坦なものではなく、第五回でも早速困難に当たります。
ですが、第五回「希望の光」はその副題の通り、
希望の光が差し込む回となっております。
螢草 菜々の剣(第五回)希望の光
令和2年2月22日(土)
18時05分放送です!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:00 | カテゴリ:螢草 菜々の剣