皆さんこんばんは。プロデューサーのすざきです。
第2話をご覧くださった皆さん、ありがとうございました。
今日はいろんな人生模様が描かれていたと思いますが、いかがでしたでしょうか。
終盤で、大学病院のシーンも出て来ましたね。
網膜症の危険をおして出産を決めた里佳子さん(平岩紙さん)はいわゆる「ハイリスク出産」となるため、個人経営の由比産婦人科での分娩を避け、提携する大規模な大学病院に依頼して分娩することになります。
この港南医科大学は由比(瀬戸康史さん)の出身大学という設定です。
里佳子を担当することになったのは、由比の同期でもある和田塚医師(淵上泰史さん)。
今回は一瞬だけの登場でしたが、今後も由比産婦人科と連携する形で、時折り関わってきます。お楽しみに。
その大学病院ロケの日に、2話のゲスト、平岩紙さんと夫の実役・金子岳憲さんが撮り切りました。
次のシーンのためにスタンバイしていた由比先生(瀬戸さん)にサプライズ花束プレゼンターになってもらいました。
いざ渡すタイミングまで、平岩さんたちに気づかれないよう壁にかくれる瀬戸さん。花束を後ろ手に持って、喜んでもらえるかなと微笑みつつどことなくそわそわ、ソワソワ。背筋をピンと伸ばしながらもそわそわ、ソワソワ。
その様子は、役衣装のきちんとした服装と相まって、まるで今からプロポーズをしに行く好青年のように見えたのだとか(スタッフ談)。
残念ながらその瞬間の画像がなく、ゴメンなさい!
そんな舞台裏の一瞬のエピソードがありつつも、菊田里佳子・実夫妻は無事に撮り切りを迎えました。
思えば、先に撮り切った母・ゆかり役の朝加真由美さんも含め、お三方とも舞台やドラマなどお忙しい中をギリッギリでスケジュール縫いながら、この作品のために集まってくださり、菊田家の人々を演じ切ってくださいました。
里佳子たちの姿を通して、「家族って、なんだろう」みたいなことが、ご覧になった方に少しでも感じていただけたならば、幸いです。
そして、“しずちゃん”を産んだ女子高生・千絵を演じた蒔田彩珠さん。
自転車をこぎながら叫ぶシーンは、胸にヒリヒリと迫るものがありました。
このシーン、蒔田さん清原果耶さんも、あちこちいろんな場所で自転車の全力疾走を撮影したのですが、季節は真夏の設定で、特に千絵は出産した直後です。髪を濡らし、汗をつけながら撮影に臨みました。
でも撮影当日はまだ4月で、しかもなかなかに肌寒い日。蒔田さんにとっては“暑い中を疾走”ならぬ“寒い中を疾走”となりましたが、見事熱演を貫いてくれました。
蒔田さん、お疲れさまでした!!
「透明なゆりかご」第3回は、「不機嫌な妊婦」
ゲストは、田畑智子さんです。
3日(金)、夜10時。
ぜひご覧ください。
番組公式HPはこちら
投稿者:スタッフ | 投稿時間:22:43 | カテゴリ:透明なゆりかご