今回のオリジナル劇伴音楽を作曲・演奏された、阿南亮子さんから、メッセージをいただきました!
以下にご紹介します。
× × ×
こんにちは。
音楽を担当させていただきました、阿南亮子と申します。
打ち合わせから完成までを振り返り、
色々な感情が駆け抜けていきましたが、
その多様な色彩を一言で表現するなら
「幸せ」
だったなと思います。
繊細なテーマを扱った作品でしたので、
音楽作りに際し台本をいただいた時は、
「注意深く内容を読み取り、
大切なメッセージを見落とさないよう、よく考えて作曲しなければ」
と力んでいたのですが、本を開き、
弥一、マイク、夏菜、みんなと出会い、
読了する頃にはすっかり「弟の夫」の世界で夢中で感情体験をしていました。
そうすると、自分と「弟の夫」の間に、命の交流が生まれ、
私見で恐縮ですが、
登場人物みんなが、馴染みの大切な人達に感じ、
自然なタイミングで曲が形になっていける予感がしました。
つくづく、
このようにして曲作りさせていただけることを、ありがたく思います。
実は今回、テレビドラマでは初めて、
「編集作業」にも同席させていただいたのですが、
こちらも深く心に刻まれる経験となりました。
音楽における編集作業では、実際のドラマ映像を観ながら、
曲の方向性や長さなどを確認し、調整していきます。
その作業中、私はドラマ「弟の夫」に大感動し、
(それまでにも何度かみていたのですが)
またもや新鮮に泣いてしまい(こっそりですが笑)恥ずかしく思っていたところ、
なんと、まわりの制作スタッフみなさまも涙されていて。。
このように一流のプロフェッショナルの皆様が集まって、
本気で、とても愛情深く丁寧に作品が作られていることを目の当たりにし、
改めて、心が震えました。
そんなたくさんの愛が詰まった、ドラマ「弟の夫」
あさって日曜はいよいよ最終回です。さみしいです。このさみしさで1曲できそうです(笑)
ですがみなさま、もちろん、必見でございます!!
これほどの優しい眼差しの中で、物語はどこに向かっていくのか。
そしてこの度生まれた音楽は、
ドラマ「弟の夫」から
ご縁のあるすべてのみなさまへの、ラブソングなのだと感じています!
(勝手な発言ばかりを、お許し下さいませ。)
それでは長々と乱文失礼しました。
最終回を、どうぞお見逃しなく!!
『弟の夫』最終回は、18日(日)夜10時から。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:50 | カテゴリ:弟の夫